(VOVWORLD) -ベトナム国民は明るい未来への信念を抱いて、新年の計画の実施に全力を尽くしています。その雰囲気は工場や田畑などで働いている人々の姿を通じて示されています。
全国で、各地方の経済社会発展に重要な役割を担う一連のプロジェクトや建設工事が開始されました。
チュンルオン・ミートウアン高速道路の開通式(qdnd.vn撮影) |
1月19日、南部メコンデルタにあるチュンルオン・ミートウアン高速道路の開通式が行われました。ティエンザン省とビンロン省を結ぶこの高速道路はホーチミン市と南部メコンデルタ地域、および、南部の重点的経済地区の連結に重要な役割を担っています。その前日に、国道91号線とアンザン省ロンスエン市の迂回路を結ぶ道路も起工されました。
これらのプロジェクトに関して、グエン・スアン・フック国家主席は「交通インフラが十分に整備されていないことは南部メコンデルタの経済発展に支障をきたしているが、政府と投資家、および、関連各機関の決意により、この高速道路建設プロジェクトが迅速に実施されている」と明らかにしました。
これより前に、北部山岳地帯にあるソンラ省、ライチャウ省、イエンバイ省とノイバイ・ラオカイ高速道路を結ぶ国道69号線建設プロジェクトが起工されました。また、同時に、東北部クアンニン省は同省の経済社会発展にとって重要な役割を担うとされているクアルック橋1号とハロン・カムフア道路の使用を開始しました。
クアンニン省の多くの住民はこれを嬉しく思っています。
(テープ)
「ハロン湾を囲む道路が建設され、交通が便利になり、嬉しく思っています」
「クアルック橋1号の建設が短期間で完成しました。クアンニン省の住民だけでなく、観光客もこの橋が建設されたことで嬉しいです」
生産分野において、1月18日、南部アンザン省で、ハインフックという精米工場の落成式が開催されました。
この精米工場は、面積16万1000平方メートルの用地に建設され、アジア最大規模を誇っています。1日当たり、コメ1000tを生産することが可能です。これより前に、南部メコンデルタ地域最大規模の風力発電所の稼働が開始されました。このプロジェクトはチャビン省を含め、西南部地域の経済社会発展に重要や役割を担うとされています。
また、2022年に入り、多くの企業は外国の貿易相手と巨額の契約を結んだことを知らせました。縫製総公社10号のタン・ドゥク・ベト会長は次のように語りました。
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「私たちはアメリカ、欧州、日本などの相手と多くの契約を結びました。今年の第一、または、第二四半期まで、これらの契約を履行します。この2年、多くの困難に直面しましたが、これらはよい兆しと言えます。例年の成長率を10%~15%ぐらいの目標を設置しましたが、今年、20%~25%に達する目標を設けました。」
新年に入り、新型コロナウイルス感染症が制圧され、経済社会活動が回復し、すべての人々の生活が安定されることへの期待が確立されています。
(テープ)
「2022年が明るい年であるよう願っています。新型コロナウイルスが早期に制圧され、すべての人々が普通の生活に戻ることを望んでいます」
「新年がやってきました。今年、新型コロナが制圧され、すべての人々が元気で、安定した生活を送れるよう期待しています」
「新年に入り、地元の経済、社会が日増しに発展し、住民が平穏で、幸福な生活を送り、治安秩序が確保されることを希望しています。」
新しい年がやってきました。私たちは順調な気候、かつ、平安で、豊かな年が訪れることを期待できるでしょう。