花栽培を生計にするクホー族

中部高原地帯テイグンエン地方ラムドン省ドクチョン県ヒエプ・アン村に住むクホー族の人々は、この数日間、来る旧正月テトを控えて、グラジオラスの花の面倒を見ています。旧正月テト向けの花を栽培し、販売することは地元の少数民族にとって大きな利潤をもたらした職業となっています。

花栽培を生計にするクホー族 - ảnh 1

毎日午後になると、ク・フンさん夫婦は、グラジオラスに水をやります。今年、彼の家庭は、前年より2万本多い5万本を栽培しています。ク・フンさんはテト向けの花栽培には物凄いお金を与えてくれるとは思わなかったと明らかにし、次のように語っています。(テープ)

「収穫の時期によって花の値段は違います。他の植物と比べ、グラジオラスの花はいつも高い効果があります。テト向けの花の収入は年平均、5千万ドンないし7千万ドンにのぼっていますよ。今年、私は昨年より2万本多く栽培しました。昨年と同じように豊作になれば、収入はもっと増えるでしょう。」

ク・フンさんと地元の人々は、テト向けのグラジオラスを栽培したのは今年が10年目です。それ以前は、クホー族の人々は稲作や野菜を主に栽培していました。

先ほどのク・フンさんは次のように語りました。(テープ)

「野菜は、1年に約6・7回栽培することになります。しかし、花の場合は、2ヶ月から3ヶ月後に収穫することが出来ます。テト向けの花栽培のため、前年1月から準備しなければなりません。グラジオラスがちょうどテトの日々に美しく咲くようにするため、栽培の技術はとても工夫をしなければなりません。季節、土地の湿度、肥料などあらゆるの面に専念しなければなりません」

稲作から花、野菜の栽培にシフトする時にヒエプ・アン村の人々は多くの困難に直面していました。というのは、彼らには花の栽培経験や知識が不足していたからです。ク・フンさんは次のように語りました。(テープ)

「私たちは、独自の勉強の他、農民協会の訓練コースに参加したお陰で、グラジオラスの栽培技術を上手く運用するようになりました。重要なのはいい種を準備されなければらないことです。野菜の栽培は簡単なことですが、花の栽培は、花の面度をよく見らなければなりません。そうしないと、花はダメになりやすいです。」

現在、ヒエプ・アン村に住む全ての住民はグラジオラスを栽培し、花の質的向上を目指すため、栽培技術を上手く適用するようになりました。

クロン村落女性協会のカ・タム会長は新しい家を指しながら、それは花の栽培によるものだと明らかにし、次のように語りました。(テープ)

「普通、360平方メートルの土地に1万6千本が植えられます。私はメイン花を栽培しています。花の収入は米やトウモロコシと比べると、5~6倍になるからです。」

カ・タムさんはこのように語りました。

現在、ヒエプ・アン村における貧困家庭の割合は減少し、立派な家が増つつあります。ヒエプ・アン村人民委員会のチュオン・クアン・トゥン副会長は次のように語りました。(テープ)

「以前、ヒエプ・アン村を始めとするドクチョン県に住むク・ホー族の生活は大変困難でした。しかし、この数年間、作物の転業、特に旧正月テト向けの花を栽培したお陰で、住民の生活が改善されるようになりました。」

トゥン副会長はこのように語りました。

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