1951年2月の第2回全国代表者大会の参加者

第2回全国代表者大会は、党中央委員会とホーチミン主席の選定により、このキムビン村で開催されました。当時のインドシナ全土から76万人以上の党員を代表して、158名の正式代表と53名の予備代表が参加した歴史的な大会でした。

トゥエンクアン省文化スポーツ観光のグエン・ヴァン・ホア局長は次のように語りました。

（テープ）

「この大会は、ベトナム共産党として国内で初めて開催されたものです。また、ハノイ首都圏以外で開かれた唯一の全国代表者大会という歴史的意義を持っています。現在では、このキムビン史跡区が革命の伝統を学ぶ重要な場所として、多くの人々が訪れる観光地となっています」

大会が開かれた史跡は現在、原型のまま保存され、革命の伝統と愛国心を伝える重要な観光地として知られています。ここでは帰郷活動や献香、文化交流など、さまざまな行事が定期的に開催され、多くの人々が訪れています。2024年には、トゥエンクアン省を訪れた260万人以上の観光客のうち、約半数がこうした革命史跡を訪問しました。キムビン村は、この革命史跡と地元の豊かな文化を観光開発のリソースとして活用する方針です。チエムホア県人民委員会のハー・ティ・ミン・クアン副委員長は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは2021年から2025年までの観光開発計画を立て、着実に実行しています。特に、地域の伝統的な祭りや、各民族に伝わる文化・習慣の復興に力を入れ、毎年さまざまな催しを行っています」

第2回党大会が開かれた史跡

地域の発展も着実に進んでいます。2024年、キムビン村は経済社会発展の主要指標のほとんどを達成し、新農村のモデル地域としての基準も維持しています。医療、教育の充実や社会保障の整備により、住民の生活水準も向上しています。地元住民のマー・ヴィン・カオさんの話です。

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「この地域は大きく変わりました。道路は舗装され、病院や診療所も整備されています。住民の生活水準は向上し、衣食にも不自由することはありません。子どもたちも安全で便利な通学路を使って、学校に通えるようになりました」

2025年に向けて、キムビン村はさらなる発展を目指しています。農業構造の転換、土地の効果的活用などを通じて、経済・文化・社会の発展を推進します。キムビン村クオンヌ集落の党支部書記のファン・ティ・ティンさんは地元の成果を強調し、次のように語りました。

（テープ）

「私たち党員が率先して、収益性の高い作物や家畜への転換を進めてきました。この取り組みには住民の皆さんからも大きな支持をいただき、その成果として各家庭の経済状況が改善され、収入も増加しています。この発展を大変うれしく思います」

革命の歴史を刻んだこの地に、また新しい春が訪れました。ベトナム共産党第14回全国代表者大会を控え、キムビン村の住民たちは党の指導のもと、さらなる発展に向けて歩みを進めています。