ニントゥアン省 迅速かつ持続可能な経済開発に投資を促進

(VOVWORLD) -  ニントゥアン省は東南部の重点経済地域を中部高原地帯テイグエン地方、および南中部各省と結ぶゲートウェイであり、様々な潜在力に恵まれています。

同省は迅速で持続可能な経済開発を目指し、投資促進に取り組んでおり、国内外の投資家にとって魅力ある省になることを目指しています。

ニントゥアン省はこの数年間の再生可能エネルギーや海洋経済、観光、ハイテク農業、不動産などの分野での成長により国内外の投資家の間によく知られています。同省は南部の重点経済地域としてのメリットを活用し、沿海経済地区の開発計画を作成しており、カナ港湾やカナ液体天然ガス電気センター、ガソリン・石油備蓄倉庫などの建設を促進しています。また、ビンヒ、タインハイ、カインハイ、ファンラン・タップチャム、ソンハイ、カナを含む6つの沿海都市を開発する予定です。ニントゥアン省人民委員会のチャン・クォク・ナム委員長は次のように語りました。

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「地方行政当局は産業界と連携し、具体的な措置をとってきました。今後、投資手続きやメカニズム、政策の改革を進め、企業、投資家に安心感をもたらすよう図っています。ニントゥアン省に進出済の投資家は質の高い製品の生産を期待しています」

これまで、ニントゥアン省は様々な政策と、あらゆるリソースの活用や投資経営環境の改善、得意分野への投資誘致を促進してきました。その中で、沿海都市の建設を観光開発と連携して、行っています。地元の海洋経済や再生可能エネルギー分野の潜在力は投資家により高く評価されています。

ニントゥアン省 迅速かつ持続可能な経済開発に投資を促進 - ảnh 1カナ港湾を建設中

今後、ニントゥアン省は「ニントゥアン省・顕著な価値が融合する土地」というスローガンを掲げ、競争力が高い得意分野の開発に集中し、再生可能エネルギーとクリーンエネルギー、観光、加工・製造業、ハイテク農業、建設・不動産といった5つの分野が含まれています。ニントゥアン省・計画投資局のチュオン・バン・ティエン副局長は次のように語りました。

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「我が省はカナ港湾の建設を加速しています。これは30万トン級の船舶が寄港できる深水港です。現在、10万トン級の船舶が受け入れ可能な同港湾クラスターの港1号が稼働しています。また、カナ液体天然ガス電気センターやガソリン・石油備蓄倉庫の建設、工業団地のインフラ整備、カナ港湾やカナ工業団地と接続する幹線道路の建設を促し、エネルギー分野への投資誘致に取り組んでいます。さらに、農業や水産分野に関し、水産物の養殖やハイテクの適用を促進しています。そして加工・製造業をクリーン化する計画があります」

2021年~2030年期にニントゥアン省はGDP=国内総生産の伸び率を年平均10.84%、2030年までに一人当たりのGRDP=域内総生産は年平均8千ドルを超え、海洋経済はGRDPの45%から46%、都市経済はGRDPの70%を占めるという目標を設定しました。これを達成するため、ニントゥアン省は経済再構築や成長モデルの刷新、科学技術の適用、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション、デジタル経済、デジタル社会の構築、競争力の向上を強化していく方針です。また、成長の原動力となる再生可能エネルギー、観光、ハイテク農業、海洋経済、都市経済、地元の重点経済地域の開発に投資を集中させるとともに、行政手続きの改革、投資環境の改善、民間経済セクターの開発、投資誘致政策の充実を進めるとしています。ニントゥアン省の工業団地管理委員会のス・ディン・ビン委員長は次のように明らかにしました。

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「投資家への我が省の優遇政策は国内各地の中で最も適切なものであると思います。また、インフラが整備されています。国道や鉄道が工業団地と接続し、北方にはカインホア省のカムラン港、南方にはカナ深水港があります。さらに、3つの近隣地方は空港を有し、交通の便が良いです」

ニントゥアン省はインフラシステムの近代化、統一化、連結性の向上にあらゆるリソースを活用しており、地元の潜在力を最大限に活かすとともに、港湾、灌漑システム、産業クラスター、デジタル通信、教育、医療、観光の開発への投資を優先させ、社会経済開発と環境保護、気候変動対応を両立させています。さらに同省は教育事業の基本的な刷新、人材の質の向上をも促進し、国内各地の中で群を抜いて、投資誘致上位地方となり、国内外の投資家にとって魅力的な目的地となるよう力を尽くしています。

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