(VOVWORLD) - 現在、中部ニントゥアン省は稲だけでなく、地元が得意とする農産物を栽培する大規模な葡萄園を進めています。その中で、ニンフォック県は葡萄を生産するため、大規模な葡萄園をエコ・ツアーの開発と連携させています。
ニントゥアン省、ニンフォック県、フォックトゥアン村は栽培構造の転換、生産への先進的な科学技術の適用を実現して、30ヘクタールの葡萄栽培地域づくりとエコツアーの開発を連携する計画案を立てました。第1期に、フォックトゥアン村の当局者は農民たちにベトナム安全農産物生産のVietgap基準を満たすような葡萄の栽培を手解きしました。フォックトゥアン村人民委員会のグエン・ドク・トゥアン委員長は次のように語りました。
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「私たちは各企業、組織に対し、製品の出荷を支援するよう呼びかけます。また、ニントゥアン省の観光振興センターと協力し、フォックトゥアン村、とりわけ葡萄園へのエコツアーを行う計画があります。」
従来からの葡萄の栽培方法により、疫病が多発し、葡萄の価格が不安定でした。現在、生産への先進的な科学技術の適用や、農業専門家の手解き、及び葡萄の出荷に対する企業の支援により、葡萄の価値が高くなっています。ニントゥアン省の農民の一人グエン・バン・モイさんによりますと、大規模な農園ができれば、立ち遅れた状態にある農業を現代化させ、葡萄の栽培に現代的な機械を導入できるようになるとしています。モイさんの話です。
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「大規模な農園を作らなければなりません。企業は葡萄の購入に際し、国内市場への出荷を行う一方、輸出も計画しています。大規模な農園での栽培により、均一な品質の製品づくりができます。また、製品のチェックと技術移転が容易に行われるでしょう。」
2017~2018年の冬春期作に葡萄を栽培する大規模な葡萄園づくりが促進されています。それぞれの地方は独特の生産モデルを開発していますが、共通の目的は農民に対し、製品の生産と出荷を支援することにあります。フォックトゥアン村が進めている葡萄栽培で大規模な農園は今後、多くの成果を収めるでしょう。