ハイフォン、港湾システムの近代化に向けて

(VOVWORLD) - 北部港湾都市ハイフォンは地元発展事業において、工業を近代的かつスマートな港湾サービスと結び付けて開発する目標を掲げています。したがって、同市は海港システムの近代化や、インフラ整備、ロジスティクスサービスの開発を同時に進めています。
ハイフォン、港湾システムの近代化に向けて - ảnh 1ハイフォン市にあるライクフゥエン(Lach Huyen)港=Đức Nghĩa/TTXVN

ハイフォン市には50か所の海港がありますが、その中で、ハイフォン港は国内最大の港湾の中で、2位にたっています。

そして、東南アジア地域の港湾システムにおいて、最も重要な海港の1つとして評価されています。

また、ナムハイ・ディンブ(Nam Hai・Dinh Vu)港や、ビップグリーン港(Vip Green Port)、ライクフゥエン(Lach Huyen)港などは近代的な技術を導入し、世界各国の大型の貨物船が寄港できるものです。

ベトナム航海局の速報によりますと、今年1月から9月に、ハイフォンの各港湾の累計貨物取扱量は5億3570万とを超えているということです。エコノミストらは、「ハイフォンの迅速な発展と港湾サービスに関わるメリットは投資家の注目を集めている」と分析しています。台湾の企業「ワンハイ社」の代表は次にように述べています。

(テープ)

「ハイフォン港はお客さんへのサービス提供を中心的な任務と見做しています。これは地元の生産経営活動の商標を作り出しています。」

ハイフォン、港湾システムの近代化に向けて - ảnh 2ハイフォン市・タンブ(Tan Vu)港に積み上げられたコンテナ=haiquanonline.com.vn

近年、ハイフォン市の各港湾は近代化事業に力を入れています。タンブ(Tan Vu)港はその一例です。

同社のゴ・チュン・ヒェウ副社長は「今後も、取扱能力の向上のために投資を進めていく」と明らかにし、次のように述べています。

(テープ)

「タンブ港は、規模や、桟橋、埠頭などの面で、ハイフォン最大の港といえます。これはわが社が発揮させているメリットといえるでしょう。今後、新しい市場開発に力を入れてゆく方針です。」

一方、タンカンハイフォン港は深水港開発事業において先頭に立つ企業と評価されています。現在、同社が運営している深水港は1万4000TEU(ティーイーユー)型のコンテナ船や、積載量19万トンの貨物船も寄港できます。同社のグエン・トゥオン・アイン社長の話です。

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「政府や、ハイフォン市行政府の積極的な政策や、投資誘致、経営投資環境の改善、インフラ整備に寄与しています。特に、行政手続きが迅速に簡素化されています。これらは、地元の発展事業や、企業の発展を促進する基礎となっています。」

ベトナムの発展事業と国際社会への参入事業において、ハイフォンの港湾システムの役割は日増しに高まっています。そして、同市は国と地域のサプラインチェーンにおける欠かせない一部となっています。同市の努力により、今後も、市内の港湾システムの近代化事業がさらに多大な成果を収めていくことが期待されています。

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