ハノイ最古のラン寺について

ハノイ最古のラン寺について - ảnh 1

千年以上の歴史を持つハノイ市では、お寺が千軒ほどがあります。そのうち、最も広くて美しい寺と見られているのはラン寺です。ラン寺は樹齢百年以上の古い樹木10本に囲まれていて、寺の参拝者に落ち着いた気持ちを与えます。

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ラン寺はドンダ郡ラントゥォン地区にあり、またの名をCHUACAと言います。このお寺は12世紀のリー・アン・トン(LyAnhTong)王朝時代に建てられ、今日までそのまま残されているハノイ最古のお寺となっています。その昔、寺はハノイ市郊外にありましたが、都市化が進められている現在でも、ハノイの中心地にあります。

ハノイ最古のラン寺について - ảnh 2

このお寺はハノイ市にある他のお寺のように、仏陀を祭っていますが、リー・タン・トン(LyThanTong)王とトゥ・ダオ・ハン Tu Dao Hanh禅師をも祀っています。そのため、ラン寺はタンロン城跡とも関わっていますので、現地住民もこのお寺の価値を誇りに思っています。ラン地区遺跡管理委員会のグェン・ミン・チャウ(NguyenMinhChau)委員長はこのように語りました。

「テープ」

「ラン寺はハノイ市の最も古い寺で、1138年のリー王朝時代に建てられました。昔、ラン寺はタンロン城の美しい名勝地と見られてきました。このお寺は古い建築スタイルで、樹齢700年から800年までの古い樹木に囲まれています。また、お寺の仏像や対句が今日までそのまま残されています」

チャウ副委員長はこのように語りました。

ハノイ最古のラン寺について - ảnh 3

現在寺には古い仏像など貴重なものが数多く残っていて、その中には当時の人々が敬愛の心を持っていたことを証明するものであるといわれ、昔に作られたとされているリー・タン・トン王とトゥ・ダオ・ハン禅師の像が安置されています。毎年旧暦の3月7日がやってきますと、トゥ・ダオ・ハン禅師を偲ぶ儀式が行われ、地元住民及び近隣地方の参拝者が数多く参加します。

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ラン寺を参りすると、人々は日常生活の疲れを忘れ、神聖な空間に浸ります。ベトナム人は美しい習慣に習って平穏や幸福を祈るためお寺を常にお寺にお参りに行きします。いつもラン寺で参りをしている参拝者ファン・ホァン・ズォン(PhanHoangDuong)さんは次のような感想を述べています

「テープ」

「まず、ラン寺はベトナムにあるお寺の中で、最古のお寺である言えます。お寺には、広い空間があり、参拝者に穏やかな気持ちを与えます。人々はお寺参りして、ゆったり気持ちになりたいのです。特に、ラン寺の古さは参拝者を魅了しています」

ホァン・ズォンさんはこのように語りました。

ラン寺はベトナムの文化財として指定されました。この場所はハノイの中心からもそんなに遠くない場所にあるので、ハノイに来られた際には立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

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