およそ400年以上の歴史を持つドン市場は前には、毎月旧暦の6の日つまり6日、16日、26日に開かれていましたが、今日では、住民たちの需要が益々高まっている関係で、1日、11日、21日の三日間が追加されています。特にテトの日々になりますと、周辺各地の人々もドン市場にやってきます。そのため、これらの日々にはドン市場はまるで祭りのような楽しい雰囲気になります。闘鶏という闘わせる鶏2羽などのような民間遊戯や歌垣などの催しが開かれます。そして、ドン市場は楽しいムードに包まれます。
現場の肉声
クァントァン村に住んでいる農民チャン・コク・バンさんは罠や天秤棒などの農具を売るため市場にやってきました。バンさんに話しを伺いました
「テープ」
「5日に一度、市場が開かれます。その日になると、人々が一杯集まりますので、自分が作った農具を売りに行きます」
バンさんの話でした。
今年、70歳になったチャン・ティ・リェウさんは市場に行き、祖先に供えるための品物を自分で選んで買います。リェウさんは次のように話しています。
「テープ」
「市場が開かれると、私は米を買いに市場に行くんだよ」
リェウさんはこのように語りました。
1933年、バドン市場はベトナムの建築スタイルをモチーフとして再建されました。そのため、市場が開かれますと、数千人を誘致出来ます。クァンチャク県の情報通信室のファン・バン・ミン室長は次のように語りました。
「テープ」
「住民たちの生活に奉仕するこの市場の保存を目指して、幾つかの仕事をしなければならないと思います。第一は伝統的な製品の生産・交易を
維持すること。第2は文化的活動をさらに開かれることであると思います。これにより、交易活動も強化されることになります。」
ミン室長はこのように語りました。
ドン市場には、子豚やアヒル、竹などのほか、時計や戦争中に使用された帽子やサンダル、ライター、中国製自転車、日本製ホンダバイクなどの骨董品も売られています。特に、魚や野菜、果物などの地方特産品が沢山売られています。品物が豊富ですので、買い物に行く人も沢山います。本当に賑やかなのです。ハノイ市から来たタンホアさんは次のような感想を述べています
「テープ」
「定期的に開かれる市場はどこにもありますが、ドン市場は遠い所からやってくる私たちを魅了しています。販売業者は親切ですが、少数民族の言葉で話しますので、私たちをちょっと驚かせました。食べ物は安くて美味しいです。クァンビン省は景勝地が沢山ありますが、ドン市場の潜在力を開拓した方がいいと思います」
ホアさんの話でした。
ドン市場はクァンビン省と近隣各地方の住民たちにとって欠かせない存在となっています。