植林運動に積極的に参加しているタオ・ニン・ジアさんについて
北部山岳地帯ソンラ省コマ村に住む少数民族モン族のタオ・ニン・ジアさんは2005年から、農産物の栽培に代わり、ソンラ省トゥァン・チャウ村による植林プロジェクトに関する合意書に基づき植林をすることにしました。
最初、多くの人々は、ジアさんの行動を「変なこと」とみていましたが、ジアさんの行動を支持する人も沢山いました。ジアさんは、植林プロジェクトの幹部からの技術を学び、その後、村の人々に伝えてきました。ジアさんに話を伺いました。
「テープ」
「私は村の人々に植林を励みました。最初、木はまだ小さいですが、その後10年から20年かけると、徐々に成長し、やがて森林になります。植林運動に参加しましたので、皆は、森林の保護に力を尽くさなければなりません。今、人々は現在、植林運動に積極的に参加していますよ」
ジアさんの話でした。
これまで、6年経ちジアさんとコマ村の人々は900ヘクタールの森林を植林してきましたが、ジアさんだけが、50ヘクタールを植林しました。ジアさんは再び次のように語りました
「テープ」
「トウモロコシや稲などの農産物を栽培することは当然ですよ。そうすることで、植林も維持される事になるんですから。植林することは私たちの世代だけではありません。次の世代に続いてゆくことになると思いますから。森林は貴重な財産ですよ」
ジアさんはこのように語りました。
植林とともに、ジアさんは家禽や家畜を飼育しています。ジアさんのやり方を真似た多くの家庭は、貧困な状態から脱出しています。そのため、ジアさんはソンラ省の農民たちにとって手本となっています。ソンラ省農業農村開発局の林業支局のグェン・フィ・トァン副局長は、次のように語りました
「テープ」
「コマ村に住むタオ・ニン・ジアさんは、優秀な人です。彼は立ち遅れた耕作習慣を変更させ、植林に新たな技術を導入しました。また、植林、植林の保護に参加するよう他の人々を励ましました。今後、私達たちは、ジアさんのような優秀な人を表彰する運動を拡大します。」
トァン副局長はこのように語りました。
植林は将来の為になることです。ジアさんは次の世代に将来を作る人でもあります。