バィンチュンとバィンザイはベトナムの伝統的な旧正月テト料理です。
バィンチュンはもち米や青豆、豚肉を「ゾン」という葉に包み、8時間ぐらい蒸かしてからできるものです。バィンチュンの大きさは約20センチほどの正方形ですが、日本のチマキの味に似ています。
一方、バィンザイはもち米で炊いたご飯を良く潰してから作るものなので、日本のお餅に似ています。
毎年旧暦の1月16日(今年は2月25日)に北部のハイズオン省チリン町コンソン村で、バイチュンとバィンザイ料理コンクールが行われます。今年は、ハイズオン省内の12県から12チームが参加しました。今年のルールは毎年と同じですが、審査はなかなか厳しいです。バインチュンを包む時間は5分、バィンザイを作る時間は20分しかありませんでした。しかし、どのチームも規定内の時間で美味しいバィンチュンとバィンザイを作りました。
この大会はコンソン・キェプバク新春祭りの一環ですが、ハイズオン省の文化的習慣となっています。この写真記事で、コンクールの様子をご紹介します。
開会の竜踊り
バィンチュンの原材料
審査員が原材料を検査
バィンチュンを包むための葉を準備
バィンチュンを包む様子
バィンチュンを審査委員会に上程
ビンザン県のバィンチュン
キムタィン県のバィンチュン
審査
バィンザイを作るためにもち米を炊く
バィンザイを潰す
バィンザイを切る
美味しいバィンザイができた
VOVの写真家:Viet Hoa