(VOVWORLD) - 3月は「青年月間」の月です。2004年にホーチミン共産青年同盟が提唱したこの青年月間は、「青年は社会のために行動し、社会は青年の成長を支援する」の精神をスローガンにに、若者の社会貢献と成長を促進させることが狙いです。
今年の青年月間は全国の63の省と市で展開され、新農村づくり、文明的町づくり、社会福祉活動など様々な活動を含めます。特に、新型コロナウイルス感染が広がっている背景の中で、新型コロナウイルス感染予防対策は今年の青年月間の主な活動の一つです。若手医師たちは、人々にその予防対策を案内するとともに、健康診断を無料でするということです。ホーチミン共産青年同盟中央委員会のレ・クォク・フォン第1書記は次のように語りました。
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「今年の青年月間では、青年たちのボランティア精神や先頭に立つ精神などを発揮させて、新型コロナウイルス感染症予防対策を始め、各地の運動や活動に積極的に参加することを目指しています。また、各レベルの青年同盟の活動を多様化させ、その活動の効果向上と波及効果を高めることも重要です。」
ハノイの青年同盟委員会は、「首都の青年・社会のためのボランティア」を今年の青年月間のテーマとし、新農村づくりチームや、文明的町づくりチーム、ハノイの名勝PRチーム、ハノイの緑保護チーム、若手医師チーム、新型コロナウイルス予防対策チームなど8つのチームを形成して様々な活動を行っています。ハノイに本部があるベトナム通信社青年同盟委員会のミン・ドゥク委員長は次のように語りました。
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「今年は、困難な状況下にある山岳地帯の子どもを支援する計画を展開しています。具体的には、これらの子どもの学習環境を改善し、例えば、学校の改装や図書館の設立などです。これはそれぞれの地方の現状と、集められるリソースに基づいて決めます。」
一方、ベトナム中部ダナン市では、青年月間が始まった3月1日に、青年たちは、街を清潔にするキャンペーンをしました。また、社会福祉施設の改装や新築を行っています。
同日、中部カインホア省ニンホア町で、子どもの娯楽施設の落成式が行われました。同省の青年たちはニンホア町でも、長さ4キロメートルのストリートで太陽光照明の設置、長さ1キロメートルのフラワーロードの建設を進めています。