(VOVWORLD) - 第31回東南アジア競技大会(Sea Games)が5月12日から23日までベトナムで開催されます。ベトナムでこの大会が行われるのは今回が2回目です。現在、今大会の準備作業はほぼ完了しています。
国立スポーツセンター内の射撃場 |
「より強い東南アジアのために」をテーマとした第31回東南アジア競技大会では、東南アジア11ヵ国から約1万人の選手が40競技、526種目を競い合います。ハノイでは開会式と閉会式を始め、多くの種目の競技が行われますが、ハイフォン市やバクニン省、バクザン省、ハイズオン省、クアンニン省などハノイの周辺にある11の省・市も幾つかの種目の開催場所となっています。
ハノイとこの11の省・市は2020年の半ばに準備作業を始め、現在はほぼ完了しています。開会式を31日後に控え、11日、ハノイで第31回東南アジア競技大会「SEA Games 31」のカウントダウンイベントが行われました。イベントで、ハノイ市人民委員会のチュ・ゴック・アイン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「第31回東南アジア競技大会「SEA Games 31」の開会式が31日後に開催されるという節目に行われる本日のイベントは重要な意義があります。また、大会の安全確保というハノイの公約を確認するとともに、世界の人々に好印象を与え、ベトナムのイメージアップを図り、地域と世界におけるベトナムのスポーツの地位確立を目指します」
現在、ハノイを始め、各種目の競技の開催場所に選ばれた地域はインフラや会場の飾りつけ、スタッフの準備を急いでいます。その中で、7つの競技が決定しているクアンニン省はカムファ競技場などの整備に力を入れています。クアンニン省の建設投資管理委員会の担当者ヴ・タイン・トゥンさんは次のように語りました。
(テープ)
「最も注意していることは競技場の芝生、屋根、消灯システムなどを全面的に整備するということです。すべてが国際試合に求められる基準を満たさなければなりません。そして、選手たちの宿泊施設から練習用の競技場、公式試合の競技場までの距離も大会組織委員会の要求通りにします」
先ごろ、東南アジア諸国の代表団は、ハノイ、バクニン省、クアンニン省などの競技場を視察しベトナムの準備作業を高く評価しました。これは、今大会の成功をもたらすことでしょう。