ベトナムと国連との協力関係


ベトナムが国連に加盟してから、およそ40年にわたり、ベトナムと国連との協力関係は、絶え間なく効果的かつ広範に発展しています。国連の開発プログラムは、ベトナムにおける経済社会発展に大きく寄与しています。

ベトナムと国連との協力関係 - ảnh 1
プラティバ・メータ 女史


去る10月末に5年間の任期満了を迎えたベトナム駐在国連のプラティバ・メータ コーディネーターはベトナムに対して良好な印象を表明しました。

全面的な協力

プラティバ・メータ女史によりますと、ベトナムは30年間にわたって、ドイモイ刷新事業を実現してから、国連のミレニアム目標を達成するようになりました。ベトナムは戦争直後の孤立した国から、地域と世界に強く参入しつつあり、国際場裏におけるベトナムの地位と役割は日増しに増加しています。プラティバ・メータ女史は次のように明らかにしました。

(テープ)

「この5年間、ベトナムは積極的に活動しており、国連の諸活動に日々広範に参入してきました。ベトナムは、2014~2016年期の国連人権理事会の理事国、及び国連経済理事会のメンバーとして活躍しており、スーダンでの国連平和維持活動に参加し、平和維持センターを発足しました。これらは国連とベトナムとの全面的な協力関係の証であると思います。」

ベトナムと国連との協力関係の発展は、多くの段階に分けられます。特にこの5年間、国連はベトナムにおいて多くの開発プログラムを展開してきました。これについて、プラティバ・メータ女史は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムの憲法改正は印象的なものだと思います。憲法改正の中に、奨励されるべきことは社会の反応です。国民の意見を集約する為に、憲法の内容は、インターネット上にも公開されました。その他、人権問題が憲法の中で強調されているということです。私が言いたいもう一つのことは、気候変動対応やグリーン成長において、ベトナムが多大な成果を収めてきたと言うことです。特に気候変動に関するベトナム共産党の決議はこの問題に対するベトナムの大きな公約を示しました。」

ベトナムには印象的なことが多過ぎ

この5年間、ベトナム駐在国連のコーディネーターとしての役割を果たすプラティバ・メータ女史にはベトナムの全国各地を回るチャンスがありました。また、ベトナム政府と共に、貧困解消、司法改革、医療サービスの質の向上を行ってきました。ベトナムへの印象について、プラティバ・メータ女史は次のように明らかにしました。

(テープ)

「この国では印象的なものが多すぎた。2012年、ベトナムに着任した頃、ベトナムは 金融危機に落ちいった。しかし、ベトナム政府はこの危機の解決に迅速に反応、行動したことは印象でした。次に、ベトナムの人々は勤勉で真面目であるということです。彼らは、国の発展事業に役に立ちたいかもしれないと思っています。」

このように語ったプラティバ・メータ女史はさらに、「世界は、過去のベトナムを知っていた。現在でも、ベトナムは独特な文化を持つことから、幅広くPRされるべき多くの文化財に恵まれている。これらの独特な文化は強固なベトナム作りに大きく寄与してきた。しかし、ベトナムが国際社会にいくら強く参入していても、それらの文化は常に維持、保存、発揮してゆく必要がある」と強調すると共に、「今後も、国連はベトナムと一緒に歩んでゆく」と明らかにしました。


プラティバ・メータ
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