(VOVWORLD) - 2016年から毎年開催されているこのスモモ狩り祭りは地元の独特な文化・観光イベントであり、アグリツーリズムブランドとなっています。
モクチャウ国家観光区の発表を祝う活動の一環として、先週末、北部山岳地帯ソンラ省モクチャウ県で第8回スモモ狩り祭りが開催されました。2016年から毎年開催されているこのスモモ狩り祭りは地元の独特な文化・観光イベントであり、アグリツーリズムブランドとなっています。
モクチャウ県の第8回スモモ狩り祭りの様子(写真:Báo Sơn La) |
今回の祭には、地元に住む12の少数民族コミュニティと多くの観光客が参加し、世界リーディング・ネイチャー・デスティネーションとして輝くモクチャウ県の魅力的な観光商品として貢献するとされています。スモモ狩りコンテストや、スモモの展示、少数民族のスポーツ活動、民間遊戯、文化キャンプコンテストなどのアクティビティが含まれており、活気に満ちた魅力的な雰囲気を作り出し、初めての訪問でも観光客に印象深いものになっているとしています。ハノイからの観光客、グエン・ティ・フエンさんは次のように語りました。
(テープ)
「ソンラ省に来るのは初めてですが、たまたまスモモ狩り祭りにも参加しました。とても嬉しいです。ここの雰囲気に私もわくわくします。地元住民が心血を注いでスモモを育てているので、収穫される果実はとても大きくてふっくらしています」
8回にわたるスモモ狩り祭りの開催を通じて、モクチャウ県のスモモブランドはますます多くの国内外の観光客に知られるようになりました。これはモクチャウ国家観光区の新しくユニークで魅力的な観光商品の創出に重要な貢献をしています。
モクチャウ県人民委員会のグエン・ティ・ホア副委員長は、第8回スモモ狩り祭りは「環境保護と結びついたきれいな農産物の生産」というメッセージを目的としていると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「これは非常に重要な条件であり、モクチャウ県がより多くの国内外の観光客を迎えるために、観光商品の質をさらに促進し向上させる機会でもあります」
モクチャウ県は国内最大のスモモ栽培地であり、その栽培面積は3500ヘクタール以上に達し、年間3万トン以上のスモモを収穫しています。地元住民は、安全で環境に優しい有機生産プロセスに従ってスモモを栽培しています。だから、スモモ狩り祭りは、モクチャウ高原で勤勉なスモモ栽培者を顕彰するものでもあります。