世界環境デーと連動したベトナムの活動

(VOVWORLD) -6月5日は世界環境デーです。2022年、ベトナムは具体的な行動を通じ世界環境デーを祝っています。

ベトナムは1982年以来、世界環境デーと連動した活動を行ってきましたが、今年は、東北部クアンニン省で集会を行います。2022年のテーマ「かけがえのない地球」は、自然と調和した持続可能な生活を送る必要性を訴えたもので、ホスト国はスウェーデンです。また、同テーマは1972年6月5日にストックホルムで開催された環境保全に関する初の会議で示されたメッセージでもあります。

世界環境デーと連動したベトナムの活動 - ảnh 1世界環境デーを記念する式典(写真提供:資源環境省)

ベトナムでは今年の世界環境デーと環境のための行動月間2022を記念して、様々な活動が展開されています。例えば、環境浄化運動、植樹運動、廃棄物の収集、環境賞の授賞、自転車競技大会などです。

なお、世界環境デーの集会では、自然と調和した持続可能な生活を送るよう呼びかけるとともに、天然資源の効果的な利用法、クリーンでグリーンな生活、生物多様性の保全などを訴えました。資源環境省のチャン・ホン・ハ大臣は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム政府の主張や公約が引き続き制度化されています。特に、2020年に発布された環境保護法が2022年1月1日に発効し環境保護活動の大きな転換点を迎えました。その目的は環境の質の向上、生態系のバランス、生物多様性の保全と持続可能な経済開発などで、企業と住民が中心的な役割を担っています」

ベトナムでは、政府がゴミの分別、再生可能エネルギーの利用、プラスチックやビニール袋の使用制限など具体的な行動で、環境保護に参加するよう国民に対し呼びかけています。現在、ベトナムは経済構造の再編を行うとともに、デジタル経済、グリーン経済、循環経済を推進し、2050年をめどに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという目標の遂行に取り組んでいます。

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