国会選挙、各レベル人民評議会議員選挙の際立った結果
既にお伝えしましたように、去る5月22日に、第14期国会と2016~2021年期の各レベルの人民評議会議員選挙が行われました。今回の選挙は有権者6900万人を超え、過去最大規模となりました。また、これは、ベトナムが2015年の国会と各レベル人民評議会選挙法を始めて履行した選挙でもありました。それだけでなく、国家選挙評議会が始めて設立されました。こうしたことで、今年の選挙活動作業は著しい進展を見せました。
高い投票率
国家選挙評議会によりますと、投票に行った有権者の総数は6千683万360人で、98.79%に達しました。63の省、市の中の47の省と市は99%の投票率を超えました。中でもトアテェンフェ省とイエンバイ省では投票率は99.99%に達し、最高となりました。選挙の成功は、高い投票率にみるだけではなく、重要なのは、有権者の政治的認識にあるということです。ランソン省選出の第13期国会議員であるチャン・ホア・シン女史は「今回の選挙に成功をもたらした最も重要な要素はそれぞれの有権者の責任にある。」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「国会と各レベル人民評議会議員選挙が行われるたびに、有権者が候補者に求めた能力や才能などの基準は日々高くなっています。今回の選挙では、有権者は自分の責任感を示しました。有権者の選択肢を高く評価しています。」
一方、国家選挙評議会事務局のレ・ミン・トン副事務局長は「有権者が高い責任を果たしたことは、彼らが選挙の意義を深く理解したことだ。」と明らかにし、次のように語っています。
(テープ)
「有権者は国会と人民評議会の日々高まっている役割を認識しており、有権者の考えや、願望を良好に示してきました。また、投票所に有権者が列を作って、順番を待っていたことは、それぞれの有権者の民主主義を表しました。」
準備万端による成功
選挙の一般的成功は各レベルの行政府、地方の準備万端によるものでもあります。選挙の目的や意義、国民の権利と義務などに関する法律の宣伝活動は十分に行われたことから、投票の開幕時点に、有権者は積極的に投票を行いました。
フック局長
国家選挙評議会事務局のグェン・ハイン・フック局長は「今回の選挙は多くの進歩を見せ、早期に準備万端を整えた。宣伝作業は豊富な内容と形式で行われ、全国の有権者を奮いたたせた。」と強調しました。
法律に基づき、選挙日から遅くとも20日間後に、国家選挙評議会は、選挙結果を正式に公表するとしています。有権者は、選出される国会議員と各レベル人民評議会議員は自らの公約を守り、有権者の信頼に値するよう期待しています。