(VOVWORLD) - ベトナムの路線、法律・政策において、民族大団結は常に、重要な役割を果たしています。ベトナムが収めてきたいかなる成果にも、労働者、農民、知識人、企業、国内外にいる各民族の人々、各宗教の信者らの大団結による貢献があります。ベトナム人全員は団結して、国の発展を目指しています。
民族大団結はベトナムの貴重な伝統であり、いかなる時期においても発揮されています。これはベトナムの力の源となり、国の建設防衛事業の勝利を決定する要素となっています。
共に国の発展のために取り組む
ベトナムは国を迅速かつ持続的に発展させるため、多大なチャンスに恵まれています。これはほかの国々との発展程度の格差を縮小することに役立っています。現在、石油ガスや、航空、電子製品、IT情報技術、情報通信などの分野に携わる人材は近代的な科学技術をマスターするために注力しています。
ベトナム人の最強のパワーとなった民族大団結 |
農業分野において、農家らも思考を刷新し、近代的科学技術の導入・応用を進めています。一方、知識人らは積極的に第4次産業革命に参加し、自らの知恵を発揮しています。若者たちや、企業経営者らも知識を身につけ、インベンションを促進し、国の発展事業に多大に貢献しています。特に、少数民族の人々は団結精神を高め、居住地での経済社会開発や、貧困解消、伝統文化の保存・発揮事業に励んでいます。
各宗教の信者らも全民族とともに歩み、ベトナムの良き伝統や、文化的・道徳的価値を維持・発揮するために力を合わせています。国外在留ベトナム人は常に、母国に心を向け、民族自尊心、愛国心を高め、国の発展事業に積極的に寄与しています。
国民各層の支持・応援・団結により、ベトナム国内で、持続可能な貧困解消事業や、新農村づくり、文化的都市づくり、「ベトナム人は率先してベトナム製品を使おう」などの運動が効果的に展開されています。
ベトナム人の最強のパワーとなった民族大団結
現在、ベトナムは迅速かつ持続可能な開発を進め、2021~2030年期と2021~2025年期の経済社会開発戦略の実施に注力しています。こうした中、2021年に行われた第13回党大会は、「民族大団結を最大限に活用し、ドイモイ(刷新)事業と工業化近代化事業を全面的に進め、平和的環境を維持し、21世紀半ばをめどにベトナムを先進国に発展させる」という目標を設定しました。
今年10月に行われた第13期党中央執行委員会第8回総会も、「今後も、民族大団結を発揮させ、国民の自強自力精神を高め、2030年をめどにベトナムを上位中所得国に、そして、2045年をめどに社会主義的方向を志向する高所得の先進国に発展させる」という任務を定めました。これらを目指し、ベトナムは、法律・政策システムの完備や、民族大団結の発揮に関する政策の効果向上、各政治・社会団体の活動の方式と内容の刷新、愛国競争運動の拡大などに力を入れていく方針です。
民族大団結はベトナム民族の最強のパワーとなっています。そして、党の正しい路線や、国家の正しい政策と効果的な措置、全国民の支持と努力、世界各国の支援などにより、そのパワーが強められ、ベトナムがさらに新しい成果を収めていくための原動力となるでしょう。