2019年は、「青年ボランティア年」として選ばれ、「共同体のための青年ボランティア」をテーマにした今年の「青年月間」は、新しい価値が作り出されると期待されています。

北部フンイェン省の青年たちは植樹運動を促進

これに関し、ホーチミン共産青年同盟中央委員会のレ・クオク・フォン第1書記はVOV=ベトナムの声放送局のインタビューに答えた際、「今年の青年月間は青年たちの創意工夫や、努力を鼓舞し、青年たちの力を国の発展事業に合わせるという目標を掲げている」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「2019年の青年月間に、ホーチミン共産青年同盟の書記局は各レベルの青年同盟委員会に対し、すべての目標を達成するために努力するよう要請しています。また、青年月間のすべての活動は各地方や、機関の発展事業に役立つものでなければならないという方針です。」

今年の青年月間には、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想に関連するサイエンスコンクールや、青年団の第1書記と青年たちとのダイアローグ、国境地帯でのボランティア活動、代表的な青年10人の選出、ホーチミン共産青年同盟設立88周年記念式典、優秀な青年を対象に「リ・トゥ・チョン賞」の授賞式などの活動が行われる予定です。

現在、各レベルの青年同盟委員会は、ボランティア活動を積極的に進め、多数の青年を集めています。特に、若い知識人や、科学者も参加し、自らの知恵を貢献しています。

南部ソクチャン省の青年は環境保護活動を強化

こうした中、ホーチミン市の青年たちは地元の状況に見合う様々な活動を行っています。同市青年団のグエン・アイン・トゥアン書記は次のように明らかにしました。

（テープ）

「私たちは環境保護や、新農村づくり、文化的都市づくりに青年たちの力を生かしています。同時に、学習や、科学研究、スタートアップ、技術移転などの分野で、青少年の努力を奨励し、支援措置をとっています。また、貧しい人々や、身体障がい者、ストリートチルドレン、身寄りのないお年寄りなど社会的弱者の支援もホーチミン市の青年の重要な任務とみられています。」

「青年月間」というプログラムは2003年に始まりましたが、この16年間、青年たちの重要な活動となり、全国規模で展開されてきました。「青年月間」とその精神は今後も広がり、ベトナム青年の良き伝統になるでしょう。