(VOVWORLD) -先週、政治局は新型コロナウイルス感染症の影響により困難に直面している雇用者と使用者支援政策の発布に同意しました。
これは新型コロナウイルス感染症予防対策を実施しながら、生産経営活動を継続するという二重任務の遂行に寄与するものです。労働傷病軍人社会事業省によりますと、今回の支援総額は26兆ドン(約13億ドル)です。
ベトナム労働総連盟のゴ・ズイ・ヒエウ副会長は「政治局が新型コロナウイルス感染症の影響により困難に直面している雇用者と使用者支援政策の発布に同意するのは現段階に正しい主張であると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「この政策は労働者と企業に対する党と政府の関心を示しています。この政策を実施すれば、社会保障制度における問題を解決するだけでなく、生産経営活動を展開し、新型コロナウイルス感染症予防対策を実施しながら、生産経営活動を継続するという二重任務の遂行に寄与します」
これより前の2020年4月、政府は新型コロナウイルス感染症の影響により困難に直面している雇用者と使用者支援のため、62兆ベトナムドン(役26億ドル)相当の財政支援パッケージを実施しました。
これらの支援政策は経済面に困難に直面している人々を支援し、企業が抱えている困難を分かち合い、新型コロナウイルス感染症がもたらす被害をある程度軽減できるようになっています。
そのため、新型コロナウイルス感染症の第4波の渦中にある現在、雇用者と使用者は今回の支援政策を期待しています。先ほどのベトナム労働総連盟のゴ・ズイ・ヒエウ副会長はさらに次のように語りました。
(テープ)
「雇用者と使用者、および、労働組合は今回の支援政策が雇用者や使用者など関連各側の意見を基礎に、科学的、かつ、公平に実施されることを望んでいます。これにより、困難に直面しているすべての人々や企業が支援を受けられるということです」
一方、労働総連盟は今回の支援政策が公平に展開されるように、その実施状況の監視活動を強化すると明らかにしました。