(VOVWORLD) -現在、日本で働いているベトナム人の労働者は約52万人にのぼっています。近年、日本で働くベトナム人労働者の数は絶え間なく増加してきました。
2006年に日本がベトナム人の実習生の受け入れを開始していらい、技能実習制度の枠内で、およそ35万人のベトナム人の若者が来日してきました。
特に、2013年以来、日本に入国するベトナム人の実習生の数は急増し、2013年の1万2百人から2022年には6万8千7百人になりました。ベトナムは日本に実習生や労働者を送り出している世界15カ国の中で最も多い国になっています。
ベトナム駐在日本大使館の石井親久(いしい・ちかひさ)一等書記官によりますと、ベトナムからの人材は日本の社会経済発展に貢献している。近年、日本に送り出してきた人材の中で、技術者をはじめ、特定技能を有する労働者の数が増加傾向にある。昨年12月までに特定技能外国人の数は11万人を超え、日本で働いている外国人労働者総数の53%以上を占めたということです。
また、石井氏は「昨年4月いらい、日本は特定技能を有するベトナム人労働者の採用のため、農業、介護、看護、自動車整備などの分野を追加したと明らかにしました。労働・傷病軍人・社会省所属海外労働管理局のグエン・ベト・フオン副局長は次のように述べました。
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「両国の当事者は、ベトナム人技能実習生や特定技能労働者の日本への派遣プログラムから生じる問題を解決するため、積極的に協力してきました。その一方、ベトナムの関連各機関は契約に基づいて海外で働くベトナム人労働者に対する法律制度の完備など、多くの解決策を講じてきました」
外交関係樹立した1973年いらい、ベトナムと日本との協力関係があらゆる分野において効果的に発展してきました。その中で、労働と人材開発分野における協力が著しい前進を見せてきました。ベトナム労働・傷病軍人・社会省と日本の多くの省庁が職業教育、労働安全、実習生や労働者の日本への送り出しなどに関する協力協定に調印したことにより、今後、この分野における協力はますます発展することが期待されています。