民族大団結を強化

(VOVWORLD) - 先週末、グエン・スアン・フック首相とチュオン・ホア・ビン副首相はクメール族の伝統的なお正月チョルチョナムトメイにあたり、南部の4の省に住むクメール族の代表と懇親会を行ないました。

席上、政府の指導者らは祖国の建設防衛事業におけるクメール族の重要な役割を強調するとともに、今後もクメール族の人々が民族の繁栄に貢献し続けるよう希望を表明しました。ベトナムは54もの民族を抱えています。その中で、クメール族はメコンデルタの9の省と市に集まって、人口はおよそ130万人です。

特別な関心

党と政府は常にクメール族を含め、少数民族や各宗教の信者に特別な関心を寄せています。これまで、政府は少数民族居住地や山岳地帯の経済社会発展、社会保障、教育・文化発展、人材育成、住民の健康ケアなどに大きな融資を提供し、南伝仏教の僧侶の修行を支援してきたとしています。

気候変動や海面上昇、塩害などは住民の生活と生産に深刻な被害をもたらしていることを受け、政府は気候変動に対応できるメコンデルタの持続可能な発展決議120号を公布しました。

クメール族、祖国の発展に向け努力

クメール族の代表との懇親会で、政府の指導者らはクメール族の人々が困難を乗り越え、経済社会発展で様々な成果を収め、伝統的文化の保全・発揮、民族大団結の強化に尽くしていくことを高く評価しました。

また、クメール族の人々、幹部、兵士、僧侶らに対し、自力の精神を掲げ、民族大団結の伝統を発揮し、幸せな生活作りや民族文化の保存に励むとともに、愛国競争運動に積極的に参加するよう呼びかけました。

クメール族はベトナム民族の重要な一部分です。政府の切実で、全面的な関心はクメール族の人々にとって大きな励みとなって、民族大団結の強化に弾みをつけるでしょう。

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