19日、ハノイで、VOV=ベトナムの声放送局は、VOV日本語放送開始50周年を記念する式典を開催しました。式典には、情報通信省、ベトナム・日本友好協会、日本・ベトナム友好協会、両国の報道機関、企業、ハノイ在住日本人のリスナーの代表などが出席しました。
式典で挨拶に立ったVOVのブ・ハイ副総裁は「ベトナムと日本の外交関係樹立40周年を記念する様々な活動が開催されている中で行われるこの式典の深い意味を強調するとともに、「両国の関係は絶え間なく発展して、全面的な戦略的パートナー関係に位置付けられている。両国の関係発展にはVOV日本語放送は有意義な貢献をしてきた」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「アメリカ帝国主義者との闘争が激しくなった1963年に、日本語放送が開始されました。それ以来、当放送局の日本語放送は日本の人々にベトナム国民の抗米救国闘争の様子を伝える重要な情報源となる上で、ベトナム民族の正当な闘争に対する日本国民の支持を呼びかけるものともなりました。また、日本語放送は両国国民の友好の架け橋として見なされてきました。」
この50年間、日本語放送は日本人がベトナムの国土と人々を深く理解できるように貢献してきました。当時、情報通信は困難でしたが、毎週、ベトナムの声放送局は日本の各地から数多くのお便りを受けていました。日越友好協会福岡支部の小島コイチ支部長は次のように語りました。
(日本語のテープ)
一方、リスナーに便宜を図る為、2011年11月15日から、VOVの海外向け放送局は日本語を含め、11カ国の言語で、ウエブサイトを開設しました。この機会にあたり、日本語放送はVOVの総裁から表彰状を授与されました。