12日午後、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はベトナムを訪問中の日本の世耕弘成官房副長官と会見しました。
席上、サン主席は「ハノイ国会大学の越日大学の建設プロジェクトはベトナムの国家主席、日本の首相、及び越日友好議員連盟から特別な関心を受けている。このプロジェクトに関する手続は迅速に行なわれた」と明らかにするとともに、同大学が地域と世界の基準を満たした大学になるよう期待を表明しました。また、サン主席は「2016年をめどに大学院教育を開始する為、日本側は、ベトナムに対し、2億ドル相当のODA=政府開発援助の供与手続を早期に終了させる]との希望を表明しました。
一方、世耕副長官は「日本政府は越日大学の建設プロジェクトの進捗度を確保する為に取り組む。ハノイ国家大学と相談する為、来る6月に、日本の幾人かの教授と専門家がベトナムに派遣される」と明らかにしました。