8日、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はベトナム日本商工会の佐藤元信会長と会見ました。
席上、サン主席はベトナムと日本との関係の強化に対する日系企業の貢献を高く評価しました。また、「両国は協力を強化するための潜在力が多い」と強調した上で、「今後もベトナムは日本企業にあらゆる有利な条件を作り出していく」と明らかにしました。
さらに、サン主席は日本側に対し、電子や、農業用機械生産、農・水産物加工、造船、環境・省エネ、自動車とその部品の生産というベトナムの工業化戦略の優先課題とみられる6つの分野への投資を強化するよう求めました。
一方、佐藤会長とベトナムで活動中の日系企業の代表らは「今後もベトナムへの投資を強化し、投資の量と質を向上させる」と再確認しました。