(写真:TTXVN)
18日、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はベトナムを訪問中の群馬県の大澤正明知事率いる企業代表団と会見しました。
席上、サン主席は、「同代表団のベトナム訪問が両国関係の強化に寄与する」と高く評価するとともに、群馬県がおよそ3000人のベトナム人労働者を受け入れてきたことに感謝の意を表明しました。また、「TTP=環太平洋経済連携協定が発効してから、ベトナムと群馬県との科学技術協力が大きく発展するよう」希望を表明しました。
一方、大澤知事は、群馬県のメリットを紹介し、「我が県にはベトナムが発展させたい裾野産業に携わる企業が多く集まっている」と明らかにしました。
また、「今回の訪問は、ベトナムに関する理解を深め、技術と農業分野での協力チャンスを探るためのものである」とし、「この訪問は、群馬県企業がベトナムに進出したい意向を固めることに寄与する」と強調しました。