去る5月13日に、ハノイ市カウザイ(Cầu Giấy)区バックビエト(Bách Việt)サッカー場で、ベトナムのイベント運営団体Orochiの援助により、春祭り2018が開催されました。この活動は、アニメ、漫画、ゲームなど日本の文化を愛する人を対象に、「日本文化紹介」のイベントとして行われたものです。
今年の春祭りは、初夏に開かれたものの、かつてのイベントと比べると、参加者数が増加しました。
というのは、この時期は、生徒学生は2学期の試験を過ごしたばかりだからです。イベントでは、よさこい踊りや、ゲーム、コスプレイヤーの交流会、コスプレファッションショーなど様々な演目が行われた他、日本のアニメグッズの販売コーナが多く設置され、来場者をさらに魅了させました。
よさこい踊りは春祭りの中で欠くことのできない演目と言えるでしょう。ベトナムの鑑賞者が日本ならではの文化を持つ踊りに馴染んでいますが、よさこいの魅力は増しつつあります。今年の春祭りには、ハノイ市の10のよさこいチームが参加しました。
一方、来場者は、賑やかなよさこい踊りのほか、コスプレファッションショーを楽しむことも出来ました。
6年間にわたってコスプレ祭りに参加した経験のあるフォンさんの話です。
「本日のイベントで、私は松原かおるのコスプレ姿で登場しました。今年の春祭りのために、よく準備しておきました。例えば、この大型ハンマーを完成させるためには一週間もかかりましたよ。幸いなことに、母がこの衣装をわずか1日で作ってくれました。」
春祭りは、日本の文化を愛する人々の交流の場であり、ベトナム・日本の文化交流の強化に寄与しています。