ベトナム全国の職人の代表がフェスティバルに参加した
先月29日から今月3日にかけて、ベトナム中部の古都フエ市で、「ベトナム職業の精華」をテーマにした第6回フエ伝統職業フェスティバルが開催されました。今年は、韓国と日本も参加しました。中でも、日本の製品は、精巧で、人々の目を奪いました。
フェスティバルには、愛媛県西条市は、人形や、着物、ラタン竹製品など多くの伝統手工芸品を出展し、観客の注目を集めました。科学技術が高度に発展した日本ですが、現在も、伝統手工芸品は以前として手作りで、その精巧さが高く、ベトナム人にとって魅力的なものと評されています。ホーチミン市から来たグエン・バン・タインさんの話です。
(テープ)
「西条市の手工芸品は細かい所まで注意深く作られたと思います。日本人も勤勉ですね。特に、人形は美しくて、一番印象的です。」
また、観客は、造花に色を付けたり、着物を試着して記念写真を撮ったりすることも出来ました。中部港湾都市ダナンから来た観光客ファム・ティ・ゴク・リンさんは次のように話しています。
(テープ)
「今回のフェスティバルに出展した日本のすべての製品は、精巧で美しいながら、日本の伝統文化が溢れているものですね。」
これらの手工芸品を通して、フエ市民をはじめ、来客は、日本文化を体験し、それにより、両国間の相互理解を深めるようになると評されています。