既にお伝えしましたように、今月26日から28日にかけて、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は日本を訪問し、三重県
志摩市賢島で開催するG7主要国首脳会議に合わせたアウトリーチ会合に出席します。
この機に、フック首相はNHK=日本放送協会や、共同通信社、日本経済新聞などのインタビューに応え、その中で、「両国は43年前、外交関係を樹立したが、これまで、その関係は良好に発展している。両国は広範な戦略的パートナーであるだけでなく、信頼に足る友人でもある」と強調しました。
また、「日本はベトナムの重要な貿易相手国である。2015年の両国間の貿易額は280億ドルを越えた。現在、およそ2000社の日系企業がベトナムで活動している。ベトナムで実施中の日本の投資プロジェクトは3000件以上で、その投資総額は390億ドルに達している』と明らかにしました。
さらに、「世界の地域の平和、繁栄、発展、及び、両国国民の利益の為に、日本との関係を強化していきたい」との意向を表明しました。