フン大使
16日に開始されるチュオン・タン・サン国家主席の日本訪問に関して、ベトナムのドアン・スアン・フン日本大使は、当放送局の東京特派員のインタビューに答えた際、「これは意味深い出来事だ」と強調しました。フン大使は次のように語りました。
(テープ)
「実際、ベトナムと日本の関係は非常に良好だといえます。私達はあらゆる分野でこの関係を強化しています。今回の国家主席の訪問もこの関係の強化を目ざすものです。両国関係が戦略的なーパートナーシップに格上げされましたが、今後もさらに促進していく必要があります」
両国間の経済関係に関して、フン大使は「訪問後、ODA=政府開発援助や、工業、農業、医療などの分野で両国の協力がさらに強化されるだろう」とし、次のように述べています。
(テープ)
「日本はベトナム最大のODA供与国となっています。また、今後もODA供与を継続すると公約しました。今月のはじめに、日本がベトナムに総額250億円を支援することに関する2件の協定が締結されました。今後も、ベトナム向けの日本の援助がさらに増加していくでしょう」