22日、在日本ベトナム大使館のドアン・スアン・フン大使は日本を訪問中のハイフォン市人民委員会のド・チュン・トアイ副委員長率いる代表団と会合を行なった際、日本とベトナムの地方レベルの協力の潜在力が大きいとの見解を示しました。
これまで、各分野での政府レベルの協力は両国の広範な戦略的パートナー関係の主流である一方、地方レベルの協力関係は深化されています。代表的なものとしてはハイフォン市と福岡県北九州市の環境・浄水処理分野での協力関係が挙げられています。フン大使は「今後、両国は多分野での地方レベルの協力を促進し、双方ともに利益をもたらし、ベトナム各地の住民の生活水準の向上に寄与することが狙いである」と強調しました。
一方、トアイ氏はハイフォン市と北九州市の環境分野での協力状況を通知するとともに、新潟県とも農業分野での協力のチャンスを模索していると明らかにしました。