大有建設の中西弘光取締役の談話

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Topaco社との契約書の調印式に臨んだ中西氏(左)

リスナーの皆さん、近年、日本企業数多くはベトナムに進出してきました。その中で、大有建設株式会社もあります。2012年8月2日、同社とベトナム企業Topaco社は投資許可証を取りうけました。先ごろ、当放送局のブイ・ク(Bui Cu)記者は大有建設の中西弘光(ひろみつ)取締役をインタビューしました。今日のこの時間は、そのインタビューの主な内容をご紹介します。


現在のベトナムと日本との関係に関する記者の質問に対し、中西氏は次のように語りました。

「両国関係はとても良好です。両国の指導者らは相互訪問を頻繁に行っています。安倍首相がベトナムを就任後初の訪問先として選びました。2013年は日越友好年として選ばれました。双方の関心と努力は両国関係を、経済分野だけでなく、多分野で暖めています。2011年3月11日の大震災はその例の1つです。日本はベトナムから物心両面での支援を受けました。ベトナムは、日本の政府、国民、企業にとって、特別な地位を持っています」


さて、ベトナムへの進出の理由に関して、中西氏は次のように語りました。

「私たちの研究結果によりますと、今後の30~50年、アジア時代がきます。このため、大有建設の活動をアジア諸国へ拡大させることは正しい路線です。そのほか、ベトナムの高い成長速度も有利な要素です。ODA=政府開発援助についてですが、これまで、日本はベトナムに約2000億円のODAを供与してきました。また、日本企業からの投資は約1500~2000億円に達しています。日本だけでなく、アメリカや、中国、韓国もベトナムに投資しています。これはベトナムの投資誘致政策が著しく改善されたことを示すものです。当初、我が社は投資先としてベトナムを選ぶか、またはインドネシアを選ぶかということを慎重に考慮しなければなりませんでしたが、最後の決定はベトナムです。これは賢明で正しい選択だと思っています」


さて、今後の大有建設のベトナムでの計画に関する質問に対し、中西氏は次のように語りました。

「我が社のベトナムの相手であるTopaco社の主なビジネスは水力発電所建設ですが、ベトナムで、発電所と道路の建設はとても重要な分野です。このため、我が社はTopacoに交通インフラに関連する技術を移転する計画があります。今後、ベトナムは道路建設に力をさらに入れる必要があります。大有建設はTopaco社とともにベトナムで日本のように品質の高い道路を建設したいのです」

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