今月18日、ハノイで、日本とベトナムの初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の試写会が行われました。
映画「ベトナムの風に吹かれて」は、認知症の母親をベトナムに連れて、働きながら介護を続ける日本人女性・小松みゆきさんの著書「越後のBaちゃんベトナムへ行く」が原作で、日本とベトナムの初の合作映画として製作されました。原作者の小松みゆきさんは次のように話しています。
(テープ日本語)
主演女優(左)と原作者(右)
この映画の監督を務めるのは、日本の大森一樹さんとベトナムのダン・タット・ビンさんです。また、日本を代表する女優の松坂慶子さんや、草村礼子さんをはじめ、両国の有名な俳優さんたち20人以上が出演しています。昨年6月に、担当者らは、現場視察のためにベトナム入りしました。そして、同年12月に、およそ20日間にわたりベトナムで撮影を行いました。プロデューサー 上田義明さんの話です。
(テープ日本語)
一方、ベトナム側で準備や俳優さんを手配したダン・タット・ビン監督は次のように明らかにしています。
(テープ)
「これは、アクション映画ではなく、社会的意義が深い映画といえます。特に、高齢者に対する社会の態度をとりあげます。これは、馴染みのテーマですが、魅力的な話題だと思います。」
この映画には母親役として草村礼子さんが、脇役として活躍し、観客に深い印象を与えました。草村礼子さんの話です。
(テープ日本語)
映画「ベトナムの風に吹かれて」は、今月末に日本で、そして、10月にベトナムで上映される予定です。
ベトナムと日本の初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」について、主演女優の松坂慶子さんは次のように話しています。
(松坂さんのインタビューのテープ)