18日から20日にかけて、ベトナムのグエン・クオク・クオン日本大使は沖縄県を訪れました。クオン大使との会見で、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は県内の経済社会状況を紹介すると共に、「ベトナムは親しみやすい国で、経済が能動的に発展しており、文化面で沖縄と類似点がある」と評価した上で、「ベトナムとの多面的協力関係の促進を重視している」と明らかにしました。
一方、クオン大使は、観光や、農業、すその産業、手工芸品生産などの分野で沖縄との協力を強化したい意向を表明しました。
訪問期間中、クオン大使は沖縄県の新里米吉(しんざと・よねきち)議会議長とも会見しました。また、沖縄・ベトナム友好協会の年次大会への出席、地元の企業への訪問、経営者との座談会なども行いました。