10日、ハノイで、チャン・ダイ・クアン国家主席はベトナムを訪問中の日本の大手商社丸紅ASEAN会社の桑山・しょうじ社長と会見しました。
席上、クァン主席は「ベトナムと日本は経済協力の余地が大きい」と強調するとともに丸紅は90年代からベトナムに進出し、効果的な投資経営活動を行ってきたことを高く評価しました。また、日本企業に対し、ベトナムのインフラ整備、エネルギー、裾野産業など、工業化事業の優先分野への投資や技術移転を進め、人材育成を支援するよう要請しました。
さらに、クァン主席は「ベトナムは外国人投資家の成功を自国の成功と見做すという方針を掲げ、日本をはじめ、外国人投資家に安定してオープンな投資経営環境をつくるため、法律システムの整備を促進する」と確約しました。