鳩山由紀夫元首相、ベトナム障がい者等に車椅子を寄贈
先ごろ、鳩山由紀夫元首相や、日本の各団体個人はベトナム北部のバクニン省や、フンイェン省、ハノイ市、中部ゲアン省、クアンチ省、ダナン市、ザーライ省、南部ドンナイ省の身体障がい者、枯葉剤被がい者に60台の車椅子を贈りました。
鳩山元首相夫妻とベトナム側の代表
2013年、鳩山元首相は、整形手術プログラムの枠内で治療を受けた子供たちの元を訪れましたが、それから、具体的な行動で、ベトナム身体障がい児を支援してきました。2014年9月14日、鳩山首相は、フンイェン省や、ゲアン省、ハノイ市、ナムディン省、タイビン省の子どもたちに50台の車椅子を手渡しました。また、2015年、さらに50台をバクザン省、ダナン市、ゲアン省、クアンチ省、ザーライ省、ドンナイ省の子供たちに贈りました。
今回の寄贈式
今回の寄贈式で、ファム・レー・トゥアン保健次官は、鳩山元首相を含め日本国民の支援に感謝の意を表明し、「車椅子の寄贈は人道的意義を持ち、鳩山元首相のベトナム人身体障害者への深い関心を表すものである」と語りました。
寄贈式で発言にたったトゥアン保健次官
一方、身体障がい児保護センターの代表も、謝意を表明し、「これらの車椅子は子どもたちの苦しみの軽減に寄与する」と強調しました。一方、鳩山元首相は、「今後もベトナムの身体障がい者と身体障がい児を支援していく」と明らかにし、「日本企業がベトナムで車椅子を生産するよう」希望を表明しました。式典で、鳩山元首相に感謝する文芸公演等も行われました。