10日からの主な国内ニュース

(VOVWORLD) -10日からの今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

*今週、ハノイで、グエン・ティ・キム・ガン国会議長は2017~2020年期の外国駐在大使や、総領事らと会合を行いました。会合で、ガン議長は次のように語りました。

(テープ)

「国の国際社会への参入が積極的に進められ、多くの成果を収めている現在、ベトナムと各国との関係の深化は重要な課題となっています。こうした中、外国駐在ベトナムの代表機関はベトナムと各国との経済協力の強化や、ベトナムに関するPR、潜在力の紹介などに力を入れなければなりません」

*今週、ハノイで、第14期国会常務委員会第12回会議が行われました。今回の会議で、国会常務委員会は、法律に違反する信仰活動を対象とする賞罰措置を討議したほか、第14期国会第3回会議を総括し、第4回会議の準備作業に意見を寄せました。また、国会常務委員会は、2016年の国家予算の節約と歳入の黒字分の使用や、ASEAN通過貨物円滑化枠組み協定に盛り込まれた税関システムに関する7号議定書、2012~2015年期における学校と教室の改修に使用される政府債券などについても審議しました。

*今週、グエン・スアン・フック首相はオランダ公式訪問を行いました。訪問期間中、フック首相はオランダのルッテ首相と会談を行った他、両院議長らと会見を行いました。また、ベトナムに投資しようとするオランダの企業経営者との会合を行い、ベトナム・オランダビジネスフォーラムに出席しました。

これらの席で、双方は、両国関係を持続的に深化させることや、相互信頼と相互理解の強化を目指し訪問団交換を維持すること、両国企業が気候変動対応や、水源の管理、ハイテク農業、再生エネルギー、海洋経済、ロジスティックス、港湾などの分野で協力を強化するために有利な条件を作り出すこと、国際場裏での協力・協調を強化すること、国連の平和維持活動を含む国防・安全保障協力を強化することにも合意しました。

ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題に関し、両首脳は、地域と世界に対するこの海域での平和、安定、安全保障、航行の安全と自由を確保することの重要性を強調しました。ベトナム・オランダビジネスフォーラムに出席した際、フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム・EU=欧州連合のFTA=自由貿易協定がまもなく締結される背景の中で、ベトナムとオランダはチャンスを活用し、外交面でのメリットを発揮させることができたら、これまで達成してきた成果よりも多大な結果を収め、ASEAN・EUを結び付ける素晴らしい要素となるでしょう。」

*今週、ハノイで、ベトナム・トルコ経済貿易合同委員会第7回全体会議が開かれました。会議で、双方はは2020年をめどに、その取引総額を40億ドルに引き上げるように取り組むことで一致しました。工業分野に関して、双方は中小企業の活動を支援するための措置を取ることで一致しました。投資分野に関して、双方はベトナム計画投資省とトルコの経済省が早期に経済地区、工業団地、輸出加工区管理分野における協力覚書を締結することで一致しました。その他、双方はエネルギー、食品加工、建設、機械設備などの分野における協力強化で一致しました。

*今週、ハノイで、WB=世界銀行ベトナム事務所は「ベトナム経済状況レポート2017年」を公表しました。これに基づき、ベトナム経済の中期的な展望は、依然として良好だと評価されています。また、2017年のGDP伸び率は6.3%に達すると予測しました。今後2年間のGDP成長率は6.4%に上昇する見通です。

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