*今週、ハノイで、「ベトナム共産党の第11回大会の決議の実施に向けて、国際社会へ主体的、かつ、積極的に参入し、対外活動を全面的に実施する」をテーマとした第27回外交会議が開幕しました。会議で、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長は近年、外交部門が達成した成果を振り返るとともに、今後、外交活動の効果向上を目指し、成果を生かし、弱点をきちんと分析するよう要請しました。チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「対外活動の終始一貫した思想は独立、自主、平和、協力、全方位外交政策を実施し、信頼に足るパートナー、および、国際社会における責任感のあるメンバーであり、国連憲章と国際法の基本的な原則に基づいて全ての国とともに平等協力関係にあります。また、対外活動の指針は、国家および民族の利益のため、階級の立場を堅持し、国のための平和安定した環境を作ることです」
チョン書記長はこのように語りました、
また、各省庁、部門の指導者は、この数年、対外活動においてベトナムが収めた成果を高く評価しました。この会議は19日まで行われます。
*今週、グェンシンフン国会議長の主催の下、ベトナム国会第13期常務委員会第4回会議が開幕しました。会議で、議員らは第2回国会会議の成果を点検しました。会議では「第2回会議は多くの重要な法案、決議などを採択し、監視活動が刷新され有権者の願望に応えている」との意見が相次ぎました。また、「国会は国の経済社会状況を分析し、今後5年間における経済社会発展計画及び2012年国家予算案を採択した」と評価しました。会議でベトナム国会のグェンシンフン議長は次のように語りました。
(テープ)
「次回の国会の全ての議題を周到に準備する必要があり、中でも立法活動、国会に提出される報告書、質疑応答などが含まれます。次回会議が効果的に行われるため、準備作業を詳細に行わなければなりません」
フン議長はこのように語りました。
計画によりますと、第3回国会会議で14件の法案、1件の決議が採択される他、7件の法案について討議が行なわれる予定だということです。
*今週、ハノイで、ベトナム計画投資省は「ベトナムの着実な発展の背景におけるグリーン経済」と題するフォーラムが開催されました。フォーラムでベトナムのグェン・ティエン・ニャン副首相は「グリーン経済は社会福祉の確保、環境保護、エネルギーの効果的な利用を目指す新しい経済モデルであり、雇用創出、着実な経済発展の確保、地球温暖化の防止に向けての重要な戦略でもある。ベトナムはグリーン経済発展に法的条件を作り出す必要がある」と強調しました。会議で、出席者らは「ベトナムはグリーン経済を構築する必要がある」と一致した上で、具体的な計画、措置、政策を提案しました。
*今週、ハノイでベトナム枯葉剤被害者協会は同協会中央執行委員会第4回会議が開催されました。会議で、同協会のグェンバンリン会長は
「2012年、ベトナム枯葉剤被害者協会は被害者のケア、援助を促進すると同時に、彼らの為に正義を求める戦いを継続する。また、各地方で療養施設の建設、生産用の貸し出し、彼らの子供の学習面での援助などを進めている」と強調しました。