12月15日から一週間の主な国内ニュース


*     今週、チュオン・タン・サン国家主席は北部山岳地帯カオバン省で行われたベトナム人民軍創立70周年と全国民をあげての国防の日25周年を記念する式典に参加した際、ベトナム仏教協会が開催したチュックラム・バンゾック寺の落成式に参列しました。これとは別に、サン主席は17日午前ハノイで行われた舞台芸術家協会第8回全国代表大会にも参加しました。席上、サン主席は次のように語りました。

(テープ)

「大会後、各レベルの舞台芸術家協会は活動の内容と形式の刷新を引き続き進めていく必要があります。また、国の舞台芸術の発展のために、芸術家間の団結を強化します。特に、芸術家の創作活動に便宜を図らなければなりません」

*     今週、グエン・タン・ズン首相はバンコクで開催された第5回メコン川流域拡大首脳会議に臨みました。ベトナムが第5回メコン川流域拡大首脳会議に参加するのは、GMS=大メコン圏開発プログラムを重視していることを表明するとともに、ベトナムとメコン川 流域諸国との協力を促進し、メコン川の水資源の持続的な使用、管理に対する国際社会の支援を呼びかけ、また、ベトナムとタイの戦略的パートナー関係を強化 することが狙いであるとしています。

*     今週、ベトナムとロシア・ベラルーシ・カザフスタン3カ国関税同盟とのFTA=自由貿易協定に関する交渉が終了しました。15日、南部沖合いのフーコック島で、グエン・タン・ズン首相の立会いの下、双方の交渉団長はこれに関する共同宣言に署名しました。この協定によりますと、ロシア・ベラルーシ・カザフスタン3カ国関税同盟は、ベトナムの農・水産物や、繊維製品、革靴、木製品などの輸入税を減税します。一方、ベトナムは、この3カ国の畜産品や、機械、設備、輸送手段などを対象に、具体的なロードマップで、市場を開放します。

*     今週、12月22日のベトナム人民軍創立70周年を記念する様々な活動が活発に行われています。15日、北部山岳地帯カオバン省で、ベトナム人民軍創立70周年、全国民上げての国防の日25周年を記念する式典が行われ、チュオン・タン・サン国家主席らが参列しました。式典で、フイン・ゴック・ソン国会副議長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム人民軍は、国民から生まれ、国民により成長し、国民のために戦闘・奉仕し、党に忠誠、民族独立と社会主義のために戦っています。この70年間、人民軍は様々な試練を乗り越え、全民族とともに輝かしい勝利を収めてきました」

同日、ホーチミン市で、人民軍創立70周年を記念する交流会が行われ、人民軍の輝かしい伝統や、兵士の勇敢さなどを讃える音楽や、踊りなどが披露されました。

*     17日 午前、ハノイで、カトリック教徒による愛国競争運動を総括する会議が行なわれました。席上、参加者らは、カトリック教徒による今年中の愛国競争運動の前向 きな結果を取り上げました。これに基づき、全国各地では新しいモデルや、創造性のあるやり方などが行われるようになりました。

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