12月9日から一週間の主な国内ニュース

* 今週、ハノイで、ベトナム国会常務委員会第13回会議が開催されました。今回の会議では、第13期ベト ナム国会第4回会議の結果を評価し、第5回会議の準備作業を討議し、国会各機関の対外活動の内容を採択しました。そのほか、国会常務委員会は、国会と人民評議会に任命された役職者に対する信任投票に関する決議のガイダンス、1992年憲法改正案、土地法改正案、地方レベルの調停和解法改正案などに意見を集約しました。

* 12日午前、ハノイで、「国の建設事業に対する若者の渇望」をテーマとした第10回ホーチミン共産青年同盟の全国代表大会が開催されました。大会にはグェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長を始め、共産党、政府、祖国戦線の元指導者や英雄の母親、人民軍や警察部隊、国内外の青少年の代表およそ1200人が参加しました。大会で、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム共産党と国家は青年に関する問題及び青年による活動に関心を払っており、青年及び青年同盟に信頼を置いています。ですから青年及び青年同盟は自 らの地位、役割をさらに理解しながら、意識を高め、本領を鍛え、学習に精進しなければなりません。これにより、祖国の建設と防衛事業に自らの力を尽くす ことでしょう」

チョン書記長はこのように語りました。

この大会の際に、ズン首相は青年と対話を行い、新農村作り運動や、国外在留ベトナム人青年の力の活用などについて意見交換しました。

* 今週、CG2012=2012年の対ベトナム支援国コンサルタント会合が開催されました。席上、支援国は2013年度にベトナムに約64億ドルを支援すると確約しました。会議で、ズン首相は「支援者の援助により、ベトナムは困難を乗り越えると信じている」と述べ、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは2020年をめどに工業国になるという目標を設定しています。この目標達成へ向けて、ベトナムは中所得国のレベルから迅速かつ持続的に発展するために全力で取り組みます。自国の努力のほか、支援者の補助も欠かせないものです。」

ズン首相はこのように語りました。

* 13日、ベトナム外務省のルオン・タィン・ギー報道官は「中国政府がこのほど同国の警察がベトナム東部海域いわゆる南シナ海で活動する外国の船舶を検査する権限を与える」ことに関する記者団の質問に対し、「ベトナムは既に、2012年12月4日付の中国の『海南島沿海の国境警備・治安条例』に自国の立場を表明した。ベトナムは中国に対しベトナム領海で活動するベトナム船籍の船舶の活動を阻止しないよう要請する」と強調しました。

* 14日午前ハノイで、「ベトナム人は率先してベトナム製品を使おう」運動の実施の3年を総括する会議が行われ、ホァン・チュン・ハイ副首相、ベトナム中央祖国戦線委員会幹部会のフィン・ダム議長をはじめ、各省庁の指導者らが参加しました。会議でなされた報告によりますと、この運動が実施されて以来この3年、ベトナム人の消費者は国内の製品を高く評価し、優先的に使っています。これは国内の生産活動や輸出活動の強化などに寄与しているということです。

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