18日からの主な国内ニュース

(VOVWORLD) - 今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

*21日、ハノイで、第14期国会第3回会議は1ヶ月間の議事日程を終え、閉幕しました。今国会で採択された法案と法改正案はベトナムの経済社会発展事業に貢献するだけではなく、ベトナムが加盟している国際条約の具体化にも役立ちます。また、国会は2016年と今年上半期の経済社会状況を分析するとともに、閣僚らによる質疑応答も行い、有権者と国民の願望に応えたとしています。グエン・ティ・キム・ガン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「今国会も、刷新を継続しました。国会は、経済社会発展事業に関する討議や、質疑応答などのスケジュールを科学的に調整しました。各討論会の雰囲気は建設的で、多くの率直な意見が出されました。また、国会での弁論が増えています。」

*22日午前、ハノイで、APEC2017年国家委員会第8回会議が行なわれ、チャン・ダイ・クアン国家主席が出席しました。席上、クアン主席は「これまで各省庁、地方はAPEC2017の諸活動の準備を精力的に行なってきた。ベトナムはAPEC2017の議長国として主体的な役割を発揮し、加盟諸国の知恵を結集する必要がある」と強調しました。クアン主席は次のように語りました。

(テープ)

「APEC年2017を成功裏に開催するため、我々は本領と知恵を兼ね備える必要があります。これはAPEC首脳会議2017の主催国であるベトナムだけでなく、APEC加盟諸国の決意を示すものです。世界友人はAPEC首脳会議を含め、ベトナムのAPEC年2017に関心を寄せています」

*21日午後、南部ビンズオン省で、グェン・スアン・フック首相はベトナムを訪問中のカンボジアのフン・セン首相と会見しました。席上、フック首相は「フン・セン首相による今回のベトナム訪問は大きな意義を持っており、かつての民族解放闘争事業と今日の国の建設事業における両国の団結と緊密な関係を示す証でもある。また、この訪問は両国の伝統的な友好関係と全面的な協力の強化に原動力を作り出してゆく」と強調しました。

*17日から22日にかけて、カリブ海のハイチのユーリ・ラトルチュ上院議長はベトナム公式訪問を行いました。訪問期間中、ラトルチュ上院議長は、ベトナムの指導者らと会談・会見を行いました。これらの席で、双方は、「両国の立法機関が訪問団を交換するのは今回が始めてであるが、これは両国会の協力の土台を作り、両国の友好・協力関係に貢献する」と強調しました。

双方は、各レベルの訪問団交換の維持や、国際場裏での協力・協調の強化などに合意しました。双方は、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題を含む国際問題についても意見交換をしました。双方は、早期に友好議員連盟を設立することや、立法活動に関する経験交換をすることなどでも一致しました。

*6月21日の「ベトナムジャーナリストの日」にあたり、21日夜、ハノイでベトナムジャーナリスト協会は2016年の第11回「国家報道賞」の授与式を行ないました。今回、1630件の応募作品の中の95点は授賞されました。これらの作品は国の重要な問題を伝え、前向きな社会的反響をつくった上で、祖国の建設防衛事業に大きく貢献してきたとしています。

授与式で、チャン・ダイ・クアン国家主席は「党、国家、国民は党内の団結と統一、国民のコンセンサスの強化に貢献し、民族大団結の強化や工業化現代化事業、国際社会への参入を鼓舞するという報道界の役割を高く評価すると強調しました。

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