19日からの一週間の主な国内ニュース



*今週、ハノイで、12月19日の全国抗戦デー70周年を記念する集会が行なわれました。集会で発言にたったハノイ市党委員会のホァン・チュン・ハイ委員長は、ホーチミン主席が1946年12月19日に全国民に対しフランス植民地主義者に抵抗するよう呼びかけたことの意義を強調し、次のように語りました。

(テープ) 

「かつての全国抗戦や、9年間にわたったフランス植民地主義者との戦いにおいて、ベトナム共産党は愛国伝統を発揮していました。ホーチミン主席は“我々はすべてを犠牲にしても、決して国を失うことを甘んじないし、決して奴隷とならない”、“祖国のために決死である”と言いました。ホーチミン主席の呼びかけは全国民の大団結を鼓舞して、全国民の抗戦の力を作り出しました。これにより、ベトナム国民はフランス植民地主義者から独立を勝ち取りました。」
この機に、19日付のベトナムの新聞はそろって、この出来事に関する多くの記事を掲載しました。

*今週、ハノイで、国会常務委員会の第5回会議が始まりました。22日まで開催された今回の会議は、第14期国会第2回会議の結果を評価すると共に第3回国会会議の準備作業について意見を提出しました。また、会議では、世界経済への参入過程の方向、任務に関する国会常務委員会の決議、及び幾つかの重要な問題に関する決定の実施状況の報告がなされました。

*今週、ホーチミン市で、グェン・スアン・フック首相の主宰の下、全国の各宗教組織の各レベル指導者会議が行われました。会議で発言に立ったフック首相は「宗教信仰の自由に関する党と国家の終始一貫した政策は、全ての宗教が平和的に共存する為に、各宗教の活動に有利な条件を作り出している」と明らかにすると共に「祖国の建設防衛事業における各宗教と教徒らは、かつてのベトナムの民族解放闘争と今日の国の建設事業に大きな貢献をしてきた」と強調しました。フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「各宗教組織、聖職者らは、常に愛国競争運動、党の主張や国家の法律の宣伝運動、経済社会発展活動などに積極的に参加してきました。特に、みなさんは、慈善活動を良好に実現し、貧困解消や社会悪防止対策、政治的社会的秩序の確保に適切な貢献をしてきました。」

*今週、ベトナムのグェン・スアン・フック首相の招きに応じて、カンボジアのフンセン首相率いるカンボジア政府代表団は今月20日と21日の両日、ベトナム公式訪問を行いました。

訪問期間中、フンセン首相はグエン・スアン・フック首相と会談を行った他、グェン・フ・チョン共産党書記長を表敬訪問し、グェン・ティ・キム・ガン国会議長と会見を行いました。これらの会談と会見で、双方は、各レベルの訪問団の交換維持や、これまで達成されてきた合意の効果的展開、6月24日の両国の国交樹立50周年記念活動を行うための協力、第15回両政府合同委員会会議の早期開催、国境貿易協定の早期締結などに合意しました。また、双方は敵対勢力が自国の領土を使って相手国を破壊することを許さないという原則を再確認したほか、麻薬や、人身売買、兵器密輸密売、ハイテクなどに関連する犯罪防止対策で協力を強化することで一致しました。

*12月22日のベトナム人民軍創立72周年、及び、国民あげての国防の日27周年を記念して、ベトナム共産党中央軍事委員会書記を務めるグェン・フ・チョン共産党書記長は、国防省の第2総局を訪問しました。一方、グェン・スアン・フック首相は北部港湾都市ハイフォンのバンドン県に駐屯している陸軍旅団の幹部や兵士を訪れました。この機に、ベトナムの有力紙はそろって、この日に関する記事やニュースを伝えました。

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