1日からの今週一週間の主な国内ニュース

今週ハノイで、1992年憲法改正案編集委員会は人民の意見を基にしてある程度整理された92年憲法改正案の意見を提出するため、第7回目となる全体会議を開催しました。席上、同委員会委員長を務めるグエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「全国民を対象にした憲法改正案に向けた意見集約は人民の精神、知恵、意見を集約してきました。最も重要なのは憲法を整備させることです。実質面では、この憲法は人民が制定し、人民の権力を示しています。」

なお、92年憲法改正案に対し3月31日現在、会議、シンポジウム、座談会などを通して、各機関、組織、個人によって出された意見は2600万件でした。

・ 北部山岳地帯トェンクアン( Tuyen Quang)省で開かれている北西部地域への投資と社会福祉の会議の一環として、「北西部の住民と力を合わせる」をテーマとした交流会が行われました。交流会で、グェン・スアン・フク副首相は「北西部は国防・安全保障と経済の面において、ベトナムの戦略的な地域である。長年来、ベトナム共産党と政府はこの地域の経済社会発展と貧困解消への投資に配慮してきた」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「この交流会は革命の根拠地に対する感謝の気持ちを表すとともに、この地域の住民の生活安定化を支援するためのものです。各地方、企業、国際諸組織、国内外の個人や団体は具体的な行動で、この地域の貧しい人々への支援に力を入れるよう呼びかけます」

交流会で、グェン・スアン・フク副首相と国家銀行のグェン・バン・ビン総裁は粗末な家の改修に当てるため、20世帯分の支援金を手渡しました。

・ 今週、グェンタンズン首相はベラルーシのニコラススノコップ経済相と会見した際、「かつてのベトナム独立のための闘争事業に対するベラルーシの貴重な支援」を感謝するとともに、「ベトナムはベラルーシとの協力関係を更に強化するよう希望を表明しました。

また、ズン首相は両国政府合同委員会の第9回会議及び2013年から2015年までの経済協力プログラムの成果を発揮し、通商、投資分野での協力を一層促 進するよう要請し、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン3カ国関税同盟の自由貿易協定に関する交渉プロセスを促進する必要があるとの見解を示しました。
・ 今週、4月4日の「地雷意識啓発・地雷撤去作業支援国際デー」に応え、ベトナムでは多くの活動が行われました。今週ハノイで行なわれた報道座談会で、ベトナム労働傷病軍人社会事業省のブイ・ホン・リン次官は「ベトナムの各レベルの部門は戦後の地雷・不発弾による被害克服に対し常に配慮している。ベトナムは全国における、地雷・不発弾地域の調査、評価、地図制定を早期に完成するため取り組んでいる」と明らかにしました。この機に、当放送局は「平穏な暮らしのため地雷・不発弾による被害克服」に関する交流会を行ないました。

・ 今週、農業農村開発省はハノイで、保健省と連携して、動物からヒトへ感染する病気の予防対策に関する会議を共催しました。
席上、WHO=世界保健機関、世界獣医研修組織、在ベトナムアメリカ大使館、及びベトナムに駐在する非政府組織の代表らはその予防対策活動におけるベト ナムの成果を高く評価する一方、「動物からヒトへ感染する病気の予防対策の促進のために各国は幅広い範囲に監視体制を設け、動物とヒト間の感染の 危険性を確定しなければならない」と訴えました。

ご感想

他の情報