1月24日からの主な国内ニュース

* 今週、ハノイで、ベトナム共産党の党建設・人事・組織部門に携わる幹部の全国会議が行われました。会議で、グェン・フー・チョン共産党書記長は「党建設の中核となる党の組織や幹部配置を集中的に分析し、次のように語りました。

(テープ) O Trong

「この会議を機に幹部、党員の再配備と党組織、勤務方式、綱紀の粛正を進めるとともに、行政改革を行わなければなりません。皆さんが党中央委員会第4回総会決議の重要性を貫徹するよう希望します。また、各レベルの党委員会はこの決議をホーチミン主席の道徳を見習おう運動と連携させ、展開するよう求めます。」

このように語ったチョン書記長は今年の重要な任務は各レベルの党大会の準備と開催である。それで、幹部、党員、国民が関心を寄せている差し迫った問題の解決を集中的に解決する必要がある」と強調しました。

* 先ごろ、チュオン・タン・サン国家主席は南部メコンデルタのアンザンとカントー両省を視察しました。これを機に、サン主席はカントー市で行われたメコンデルタ稲研究所設立38周年を記念する式典に列席し、同研究所に1等独立勲章を授与しました。

一方、西南部指導委員会との会合で、サン主席は「国際社会への参入に際し、様々な試練に直面している。同地域の成長率を高めるためには、生産効率と栽培、畜産の質を向上させ、工業再構築、生産への先進技術の適用を促進しなければならないとの見解を示し、次のように語りました。

(テープ) O Sang

「参入を成功させるため、周到に準備しなければなりません。世界経済への参入に際し、国内経済に害を加わるような要素を点検する必要があります。また、競争力の向上を目指し、あらゆる手を尽くすべきです。」

* 今週、政府本部で、グェン・タン・ズン首相の主催の下で、1月の政府月例会議が行なわれ、2015年1月の経済社会状況や経済社会発展計画と2014年国家予算の遂行に関する政府決議の実施状況について討議しました。会議で、ズン首相は政府閣僚に対し、世界的な原油価格の変動に対するマクロ経済の主体的指導に意見を提出すると同時に、マクロ経済 の安定化、経営生産の困難解決、経営環境の改善、競争力の向上、農業の再構築と新農村作りの両立などについて引き続き討議し、解決策を見出すよう求めまし た。

* 今年の1月30日のベトナムとロシア外交関係樹立65周年を記念するにあたり、ベトナムとロシアの指導者らは祝電を交わしました。祝電の中で、ベトナムの指導者らは「この65年、 ベトナムとロシアとの関係は多くの困難と試練を乗り越え、良好に発展している。これは両国にとって貴重な財産である。ベトナム国民はかつての 民族の独立を勝ち取るための闘争と現在の国の建設発展事業に対するロシアの大きな支援を永遠に忘れることはない」と強調しました。一 方、ロシアの指導者らは「今後も、ロシアは経済、貿易、投資、工業、エネルギー、軍事技術などの分野における大規模なプロジェクトの実施のためベトナムと 積極的に協力する用意がある。ベトナムと欧州・アジア経済連盟とのFTA=自由貿易協定の締結は双方間の協力関係に大きな展望を切り開く」と述べました。

* ベトナムとアメリカの関係正常化20周年にあたり、ベトナム外交学院は在ベトナムアメリカ大使館とCSIS=戦略国際問題研究所の協力を得て、「ベトナム・アメリカ:20年の成功」をテーマに国際シンポジウムを行いました。シンポジウムではベトナムとアメリカが外交関係を樹立してから20年後の成果と教訓が評価されるとともに今後20年における両国の協力関係のチャンスや試練が予想されました。

* この間、ベトナム共産党創立85周年を記念する様々な活動が行われています。先ごろ、ハノイで、ホーチミン国家政治学院は党中央事務局、中央宣伝教育委員会と連携して「ベトナム共産党の85年間の発展とマルクス・レーニン主義の運用」に関するシンポジウムを共催しました。 席上、参加者らは、「党の発展に寄与した重要な要素の一つはベトナム共産党は常にマルクス・レーニン主義を創造的にベトナムに適用した結果である。」と認定しました。一方、北部クァンニン省で「ベトナム共産党の指導役と役割、地位の向上」と題するシンポジウムが開催されました。こうした中、入党した代表的な労働者、職員85人を表彰する式典が行われました。

* 1月に、ベトナムに対する外国直接投資額は増資プロジェクトと新規プロジェクトの合計6億6400万ドルに達し、昨年同期と比べ67%増となっています。一方、韓国貿易協会の調査結果によりますと、韓国企業のほとんどはベトナムを生産経営を拡大させるための絶好の目的地と選んだことが分かりました。

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