2013年12月28日からの一週間の主な国内ニュース
*2014年1月1日、1992年憲法改正案が発効しました。先頃、国会常務委員会は会議を行い、2013年に改正された憲法の施行を手ほどきする決議の対する意見集約を行いました。
*12月30日、ハノイで、グェン・フ・チョン共産党書記長は中央理論評議会の指導部と会合を行い、2013年の政治面での任務実施状況及び2014年の計画について討議しました。会合で、チョン書記長は「今年、中央理論評議会は政治理論面での幹部育成、国際関係拡大、第12回共産党大会の文献準備などの様々な活動を刷新してきた」 と明らかにするとともに、今後は30年間におけるドイモイ刷新事業の成果を総括し、引き続き2011年―2015年期の理論科学に関する国家レベルの研究 テーマを行い、とりわけ反政府勢力の歪曲した論調を厳しく反発するための鋭い理論研究テーマを発表するよう求めました。
*30日午前ハノイで、財政省は2013年の活動を総括し、2014年の任務を展開する会議を開催しました。席上、グェン・タン・ズン首相は2014年の財政部門の任務について触れ、次のように強調しました。
(テープ)
「マクロ経済の安定化を目指すために、財政政策と金融政策を効果的に両立させる必要があります。この措置はさらに経営生産の困難解決、経済構造の強化、経済成長に寄与するからです。」
一方、ズン首相は農業農村部門の2013年の活動を総括するサテライト会議に出席しました。会議でズン首相は農業の再構築と新農村作り運動を両立させる必要がある。新農村作りはインフラ整備、経済社会発展、人材育成、環境保護に繋がる。農業の再構築は全党、全人民、全軍の事業であり、国の経済社会発展事業の重要な任務となっている」と強調しました。他方、ベトナム科学歴史協会の指導部との会合でズン首相はこれまで収めてきた同協会の成果を高く評価し、中でも歴史研究、歴史に関するシンポジウムの開催などの諸活動の結果を強調するとともに、同協会は各関連機関と連携して、国内の歴史学者の知識を生かして、ベトナム歴史研究活動をより効果的に行うよう希望を表明しました。
*今週、ハノイで、ベトナム友好諸組織連合会の第5回全国大会が開催されました。これは草の根外交における同連合会の新たな発展の一歩を記し、国の経済社会発展と祖国防衛事業に寄与するものであるとしています。今回の大会には対外活動の効果向上を目指す措置や外国の非政府活動の効果向上など今後5年間の主な計画が討議されました。閉会式で、ブー・スァン・ホン会長は次のように語りました。
(テープ)
「当連合会はベトナムと世界各国の友好関係を強化するという任務を担っています。世界各国との友情を構築するのはベトナムと各国との草の根外交関係の一層の強化を狙っています。」
*先頃、国内各地で新年を祝う様々な活動が行われました。ハノイ市内のオペラハウスの前で、新年2014を祝うカウントダウンが行われたほか、市内の29の区と県で芸術公演が催されました。ホーチミン市では、新年を祝う祭りが行われ、北・中・南部の食文化を紹介するイベントや花火大会が行われました。中部各省や市で新年を祝う様々な活動が行われ、民族楽器による演奏やアジア飲食祭などがありました。