* 5日午前、ハノイで、グェン・フー・チョン共産党書記長の主催の下、第11期ベトナム共産党中央委員会第10回総会が開幕しました。チョン書記長は開会演 説で、「今回の総会は2015年の任務の遂行と第12回党大会にむけた各レベルの党委員会大会の開催に重要な意義を持っている」と明らかにし、次のように 語りました。
(テープ)
「党中央委員が第12回党大会報告案、中でも、この大会の指針や主な政策などをきちんと研究した上で意見を寄せるよう提案します。また、第11回党大会の決議と党中央委員会の決議の実施状況を評価しなければなりません」
総会で、中央委員会は、第12回党大会の政治報告案や、幹部、公務員、職員を対象とする人員整理計画に関する政府党委員会の報告、2025年までの報道機関発展・管理計画に関する政府党委員会の報告、政治局・書記局の人事案などを討議しました。
* ベトナム最初の国会総選挙69周年記念日にあたり、6日午後、ベトナムの声放送局が担当する国会テレビチャンネルの開設式が行われました。国会テレビチャ ンネルはベトナム国会の活動を全人民に紹介する一方、有権者の意見や思い、願望を伝えるためのものです。開設式で当放送局のグェン・ダン・ティエン総裁は 次のように語りました。
(テープ)
「国会テレビチャンネルの誕生はベトナム報道界の発展を示すものです。国会テレビチャンネルは国会の3つの主な任務を画像で再現しなければなりません。また、国会と有権者を結び付ける架け橋となります」
* 7日、ハノイで、ベトナム大学生協会の主催により、「1月の星」と「5つの良い行動」という賞の授賞式が行われました。今年、国内各地からの大学生およそ100人が受賞しましたが、その内で7人の大学生は少数民族出身です。「1月の星」という賞は社会活動と青年活動で優秀な成績を上げた大学生が対象で、「5つの良い行動」という賞は勉強と道徳面が対象になりました。
* 7日夜、ハノイで、1月9日の「ベトナム生徒・学生の日」65周年を記念する式典が行われました。席上、ベトナム共産党政治局のレ・ホン・アイン局員は発言に立ち、「この65年間、ベトナムの生徒・学生運動とベトナム学生協会は著しい発展を遂げ、革命 事業に大きな貢献をしてきた」と強調するとともに、ベトナム学生協会に対し、新たな発展段階において創意工夫を凝らし、活動の刷新を続け、学生に対する知 的、及び思想教育に貢献するよう希望を表明しました。
* 8日、ハノイで開催された外務省の定例記者会見で、ファン・テイ・トゥ・ハン副報道官は、パリの新聞社で発生した銃乱射事件に関し、「ベトナムはあらゆる テロ行為をも糾弾する。パリの新聞社での銃乱射事件は受入れられない野蛮な行為だ。ベトナムは、フランス政府や、フランス国民、被害者の遺族に哀悼の言葉 を申し上げる。犯罪者が厳格に処罰されると信じる」と語りました。
また、中国が石油採掘装置「海洋981号」をベトナム領海の近くにある海域に移動させて いることや、ベトナムのホアンサ群島で4つの“人民武装班”を設立 すること、ベトナムのチュオンサ群島のチュタップ島での建設工事の画像を公開したことに関して、ハン副報道官は「ベトナムは自国の主権、領土保全を侵犯す るいかなる行為とも断固として闘争する。ベトナムの終始一貫した立場はあらゆる紛争も国際法や、1982年国連海洋法条約、DOC=海上行動宣言に従って 解決すべきということである。ベトナムの許可を受けないこの海域でのあらゆる活動も違法で、価値のないものである」と再確認しました。