2016年12月31日から一週間の主な国内ニュース
* 今週、南部カントー市で、ベトナム祖国戦線中央委員会は第6回会議を開きました。会議で、グェン・フー・チョン共産党書記長は「2017年における祖国戦線の最も重要な任務の一つは民族大団結を強化し、人民各層の力を集めて、思想と行動に関する統一とコンセンサスを確保し、党と政府の政策や路線を効果的に実施するということである」と強調しました。
* 4日、ハノイで、科学技術省は経済社会発展事業を奉仕する科学技術開発に関するテレビ会議を行い、グエン・スアン・フック首相や、ブー・ドゥク・ダム副首相らが参加しました。 席上、フック首相は、「近年、科学技術は、国の経済社会発展事業や、ベトナムの「創造刷新指数」の世界第59位へのランクアップなどに大きく貢献している」と評価した上で、「ベトナムの競争力はまだ低い水準にある」と指摘しました。 フック首相は、体制や、政策、人材、投資、インフラなど科学技術開発のための6つの要素を取り上げ、次のように語りました。
(テープ)
「科学研究は市場の需給の理解を基礎に行わなければなりません。市場が必要とするものを開発する必要があります。科学技術の質を評価するのは市場だからです。科学技術取引所の設立を考慮しましょう。」
* 2017年の元旦にあたり、チャン・ダイ・クアン国家主席は記者団のインタビューに応え、昨年の経済社会発展事業の成果や今年のチャンスと試練を評価しました。クアン主席は2016年の成果について、「今年は第12回党大会決議を実施する初めての年である。世界経済は複雑に推移し、回復が遅れている背景の中で、ベトナムは大きな困難を乗り越えた。社会安全保障が確保され、国民の生活水準が改善されるとともに、国防安全保障が強化されてきた」と強調しました。さらに、「党建設も重要な成果を収め、国際社会への参入が効果的に進められ、国際社会におけるベトナムの地位が日増しに向上している」と語りました。
* 今週、世界各国と共に、ベトナム国民は新年2017を楽しく迎えました。12月31日夜、国内各地で新年を迎える様々な文化、芸術活動が行われました。首都ハノイで、市民や観光客数万人は市の中心地にあるホアンキエム湖に集まって、カウントダウン式典に参加しました。ハノイ市民のチャン・タイン・ハイさんは次のように話しました。
(テープ)
「各通りはライトアップで色とりどりに輝いています。皆は新年を迎える楽しい気分が湧いてきました。わが家族の4人はホアンキエム湖に行って、新年を迎える雰囲気を楽しみました。新年にあたり、家族の幸福と国の発展をお祈りします。」
一方、中部ダナン市や南部カント市、ビンフォック省などでも新年を迎える文芸公演が行われました。