24日からの一週間の主な国内ニュース

*今週、ホーチミン市で、国外在留ベトナム人による第2回会議が開幕しました。会議は「2020年までのビジョン・国の世界への参入および発展事業に参加する国外在留ベトナム人コミュニティ」をテーマとしています。会議で、レ・ホン・アイン政治局員は次のように語っています。

(テープ)

「国外在留ベトナム人が寄せた多くの意見は経済社会発展と領有権確保に関する党と国家の政策策定に貢献しました。これは母国に対する国外在留ベトナム人の厚情を示し、国外在留ベトナム人がベトナム民族から切り離せない一部であり、党と国家の原動力でもあることを再確認しました。また、国外在留ベトナム人400万人あまりは工業化現代化事業の財源で、ベトナムと各国との架け橋となっています。」

アイン局員はこのように語りました。

*ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席の招きに応じて、カンボジアのシアモニ国王は24日から26日まで、国賓としてのベトナム訪問を行いました。この訪問にあたり、シアモニ国王はベトナム共産党と政府の指導者らと会談と会見を行いました。これらの会談と会見で、ベトナムの共産党と政府の指導者らは「カンボジアとの良好善隣関係を重視しているというベトナム政府の終始一貫した政策」を確認しました。また、双方は経済、通商、投資、教育、文化、国防の各分野における両国の協力関係を更に強化するため、全力を挙げて取り組むことを公約しました。

*ベトナムのグエン・ティ・ゾアン国家副主席に応じて、ボリビアのアルバロ・ガルシア副大統領は24日から26日の日程で、ベトナムへの公式訪問を行いました。ゾアン副主席はガリシア副大統領と会談しました。席上、ゾアン副主席は「ベトナムはボリビアとの友好協力関係を重視し、強化したい意向がある」と強調し、ボリビアに対し、国連や、非同盟運動などの国際フォーラムで相互支持を強化するよう求めました。これに対し、ガリシア副大統領は「ボリビアは貿易、投資、農業などの分野でベトナムとの協力を促進したい」と応え、国際フォーラムでベトナムとの協力を強化する」と確約しました。

*27日ハノイで、グエン・タン・ズン首相の主催の下、ベトナム政府の9月月例会議が開催されました。会議で、閣僚らは9月と今年1月から9月における経済社会状況をはじめ、複数の問題について討議しました。席上、ズン首相は「経済成長率が日増しに高まっているものの、経済社会、福祉などの面で多くの問題点が残っている」と指摘しました。年末までの任務に関して、ズン首相は次のように述べています。

(テープ)

「物価管理に力を入れ、インフレ率が二桁台の水準に上昇しないように取り組む必要があります。年末の3ヶ月には、インフレ率を1%の水準に抑制できれば、通年のインフレ率が8%になる見通しです。これは今年だけでなく、今後数年のマクロ経済の安定維持にも寄与します」

このように語ったズン首相は、「今年通年の成長率が5%に達する」という目標達成のために、輸出促進のほか、経済構造の再構築や企業支援活動を促進しなければならない」と指導しました。

 

 

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