*今週、ハノイで、公安省は第7回「祖国の安全保障のため」競争大会を行い、2011年から2015年までの期間に行われた公安部隊の各愛国競争運動の優れた個人350人あまりが参加しました。席上、グエン・タン・ズン首相は愛国競争は革命運動に拍車をかけ、全党、全軍、全国民の伝統でもあると強調しました。また、ズン首相は今後の公安部隊の任務について触れ、公安部隊は党と国家のアドバイザーを務め、国家の安全保障、社会秩序の確保で活躍し、経済社会発展に貢献するという重要な役割を果たす。競争表彰作業と「祖国の安全保障のため」競争運動は政治的任務と連携させ実施されるべきであるとの見解を示しました。
*今週、グエン・タン・ズン首相はマレーシア公式訪問を開始しました。この訪問は両国関係だけでなく、今年末に予定されているASEAN共同体の成立に向けASEAN内の協力も促進するもので、重要な意義を持っていると期待されています。これを機に、マレーシア駐在ベトナム大使館のファム・カオ・フォン大使はVOVベトナムの声放送局のインタビューに応えた際、次のように語りました。
(テープ)
「グエン・タン・ズン首相率いるベトナム代表団がマレーシア訪問中、ベトナム首相とマレーシア首相による首脳会談が行なわれます。また、ズン首相はASEANの実業家と懇親会を行ないます。訪問を機に、ベトナムとマレーシアは労働に関する新しい合意書に調印する予定です。
*今週、マレーシアの首都クアラルンプールで、AMM48=第48回ASEAN東南アジア諸国連合外相会議と関連各会議が4日間の議事日程で行われました。会議の一環として、6日、中国、日本、韓国の3カ国を加えたASEANプラス3の外相会議、及び、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議が行なわれました。これらの会議にはベトナムからはファム・ビン・ミン副首相兼外相が出席しました
AMM48=第48回ASEAN東南アジア諸国連合外相会議と関連各会議が閉幕した直後、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は記者団のインタビューに応え、その中で、「海上問題が今回の会議の主要議題となった」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「これは、ASEAN外相らが一致をみた問題です。ASEAN外相らが、ベトナム東部海域での岩礁埋め立てや、人工島建設に懸念を示すのは今回が初めてです。外相らは、DOCの遵守や、海上での現状の維持、COCの早期制定の重要性を強調しました。」
* 今週、アメリカのジョン・ケリー国務長官はベトナム訪問を行いました。ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はケリー国務長官と会見しました。席上、サン主席はベトナムの最大となるパートナー国の一つであるアメリカとの関係を重視していると強調しました。また、サン主席はベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題について「ベトナム東部海域の問題を巡る対立の解決策、及びベトナムの見解に対するアメリカと先進7カ国の見解と支持は、ベトナム東部海域における平和、安定、安全保障、航行・航空安全の維持に寄与する」を歓迎しました。一方、ケリー国務長官はベトナム東部海域での岩礁埋め立て活動を批難すると同時に関連各側に法的原則と国際法を尊重する必要があると呼びかけました。
*今週、ハノイで、「子供の言葉に耳を傾ける」をテーマとした第5回子供フォーラムが今月5日から8日にかけて、ハノイで開かれ、全国の子供200人が参加しました。このフォーラムは労働傷病軍人社会事業省と国会の文化教育青少年児童委員会の共催により行われました。フォーラムでは子供の参加権利が討議されました。特に、8日午前行われた討論会で、子供たちと共産党、政府、及び、各省庁の指導者との会合が行われました。