3月29日から一週間の主な国内ニュース


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*  今週、ハノイで、ベトナムの主催のもと、IPU=列国議会同盟の第132回総会が行われ、世界の160か国・地域からの代表1600人が参加しました。今総会のテーマは「持続的な開発目標・言葉から行動へ」でした。開会式で、グェン・シン・フン( Nguyen Sinh Hung) 国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「今回の総会で、我々は持続的開発目標の実現のため、各国の国会はどのような役割を担うか、どのような措置をとるかを討議します。我々は持続的開発目標の実現に対する世界各国の国会の強い決意を示すメッセージを出します」

第132回IPU総会では、「サイバー攻撃、平和と安全保障に対する深刻な脅威」や、「水源管理に関する新しい体制、議会の行動の促進」、「国家主権における国際法、人権と内政不干渉」、「反テロに関連する行動」という4件の決議案が採択されました。IPU総会に関し、グエン・タン・ズン首相は「これはベトナムにとって重大な出来事で、ベトナムの対外路線を示すものだ」と強調しました。ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「各国の政府と国会が今回のIPU総会のハノイ宣言を効果的に実現するために力を合わせるよう期待します。平和と、友好、協力の強化のために、“言葉を行動に移す”という精神に従って進みましょう」

第132回IPU総会は「ハノイ宣言」を採択しました。これは、IPU加盟国の議会のビジョンを表わし、2015年以後の国連の発展目標の実施に寄与する重要な文書です。これは、また、今総会の成功を示すものでもあると評されています。

*  第132回IPU総会開催期間中、ベトナムの指導者らはインドネシアや、ハンガリー、ラオス、カンボジア、南アフリカ、スウェーデンなど各国の政治家、議員、指導者らと会見し、2国間関係強化策や、国際問題などについて意見交換しました。特に、グエン・フー・チョン共産党書記長や、チュオン・タン・サン国家主席はセイバー・ホサイン・チョードリーIPU議長らとも会見しました。これらの席で、各国やIPUの指導者らはベトナムの役割を高く評価した上で、ベトナムとの関係を強化していきたい意向を表明しました。

*  今週、スウェーデンのウルバン・アーリン国会議長や、ラオスのパニー・ヤトートゥ国会議長、南アフリカ国民議会(下院)のバレカ・ムベテ議長らが、グエン・シン・フン国会議長の招きに応じて、ベトナム公式訪問を行いました。ベトナムの指導者らとの会見で、双方は、今後も、経済や、政治、安全保障、教育などの分野で協力を深化させていくことで一致しました。

*  今週、ハノイで、政府の3月月例会議が行われました。会議で発表された報告によりますと、年初からの3ヶ月間、ベトナムのGDP=国内総生産の成長率は6.03%に達して おり、過去の5年間の同期と比べて最高となっています。ベトナム経済の今後の最も大きな目標はマクロ経済の安定化とされています。中でも、インフレ率や予算支出超過抑制の抑制、外貨との為替レートの安定化などに力を入れています。また、農業を始め、生産経営活動の困難解決は最も重要な任務とされています。

 

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