3月9日から一週間の主な国内ニュース


* 今週、ハノイで、第13期ベトナム国会第26回会議が行われました。今回の会議では、人民検察院組織法改正案、不動産経営法改正案や、住宅法改正案、本人確認法案、国家予算法改正案などが討議されました。また、第7回国会会議の準備のために、行政違反行為処理法令、2014~2016年期の政府債券の使用に関する計画案、役職者に対する信任投票に関する決議の改正案なども討議されました。人権保護問題に関して、最高検察院のグエン・ホアン・ビン長官は次のように語りました。

(テープ)  

「現行の憲法には人間の権利とその関連政策を明確に定めました。私達は司法機関が下す人間の権利に関する決定が検察院の厳格な監視の下に置かれるという 憲法の精神を貫徹します。司法機関がその監視規制を遵守しない場合、刑事違反行為として取り締まられます」

* 今週、チュオン・タン・サン国家主席は中央司法改革指導委員会第14回会議を主催しました。会議で、2013年の司法改革活動を総括し、今年の任務の展開を討議しました。また、憲法の実施についても意見交換しました。

* 今週、労働傷病軍人社会事業省は「ベトナムは労働安全衛生促進政策に関するILO=国際労働機関の条約187号に加盟した」と発表しました。これより前の1月23日、チュオン・タン・サン国家主席はこの条約を批准しました。

* 14日午前、ハノイで、戦後に残されている地雷・不発弾による後遺症克服行動計画国家指導委員会いわゆる「504号指導委員会」はベトナムにおける戦後の地 雷・不発弾による後遺症克服に対する支援者会議を開催しました。会議では、「戦争終結からおよそ40年経過しているが、毎日、地雷・不発弾による死傷者が出ている。1975年以来、地雷・不発弾による死者は4万2千人、負傷者は6万2千人を超えた」との報告がなされました。席上、グエン・タン・ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「支援者、各国大使、国際友人の皆さんにベトナム政府と504号指導委員会と開放的な対話を行うとともに、地雷・不発弾による後遺症の克服や、同作業の管 理体制の作成、財源の効果的使用の支援にあたるパートナーグループに積極的に参加するよう要請します。ベトナム政府と国民は地雷・不発弾による後遺症の克 服作業を加速させるよう、各国政府と国際組織の協力と支援に期待します。今後、この作業が目覚しい成果を収めることを確信します。」

* 今週、ハノイで、グェン・タン・ズン首相はベトナム労働総連盟の指導部との会合を行いました。この会合で出された報告によりますと、政府と労働総連盟はあらゆる分野で緊密な協力を維持しています。これにより、政府と労働総連盟の役割が徹底的に発揮され、労働生産競争運動が全国に広がっており、国の経済社会発展事業に大きく寄与してきました。

* 12日、ハノイで、新しい農村作りプログラム指導委員会の2013年の活動を総括する会議が行われました。会議で、ブ・バン・ニン( Vu Van Ninh)副首相は「新しい農村作り運動が幅広く実施され、社会全体が参加した」と述べると共に、新農村の基準に関して「各省庁はその基準を見直しした上 で、必要な場合は、基準の改正を提案する」よう呼びかけました。2014年、全国のおよそ600から700までの村が新農村の基準を満たすという目標を掲げています。

ご感想

他の情報